マセラティ創業100年の象徴を星空へ。「Trident Stars」で100人の情熱を永遠に刻む

【ポイント】
・天空に描かれた100周年の三叉槍座
・ブランドを支えた100人への永遠の敬意
・リアルとデジタルを融合した新たな遺産
マセラティは2026年6月22日、トライデント(三叉槍)ロゴ誕生100周年を記念した新プロジェクト「Trident Stars」を発表しました。「Trident Stars」は、ブランドの象徴であるトライデントを星空に描き出す革新的なプロジェクトです。1926年のタルガ・フローリオで優勝した伝説の「Tipo 26」に初めて採用されたトライデントロゴの100周年を祝う取り組みとして企画されました。

プロジェクトでは、しし座と牛飼い座の間に位置する100個の恒星を選定。イタリア国立天体物理学研究所(INAF)パドヴァ天文台の研究者であるマウリツィオ・パヨーラ氏とアンナ・ルッケッティ氏との協力により、100個の星でトライデントのシルエットを形成しています。
それぞれの星は、ブランドの歴史とアイデンティティの形成に貢献した100人に捧げられています。長年の顧客やブランド関係者、従業員に加え、クラシックカーコレクター、マセラティ・フォーリセリエモデルのオーナー、ブランドアンバサダー、さらにGT2やMCXtremaをサーキットで走らせるジェントルマンドライバーなどが含まれます。

「Trident Stars」の大きな特徴は、リアルとデジタルの二重構造にあります。各星は実際の宇宙空間に存在する恒星と結び付けられる一方、デジタル作品としても生成されます。さらに、スマートコントラクトによるブロックチェーン認証が施され、実在する星の証明書も付与されます。
プロジェクトは専用ウェブサイトやSNS、各種デジタル施策を通じて展開され、最終的には専用キットが贈られることで、天空で表現された絆が実際の形として受け取れる仕組みとなっています。

マセラティは、この「Trident Stars」を通じて、100年間にわたりトライデントが象徴してきた大胆さ、卓越性、そして情熱を未来へ受け継いでいきます。その精神は現在の新型グラントゥーリズモ、グランカブリオ、グレカーレにも受け継がれており、ブランドの伝統と未来をつなぐ新たな象徴として輝き続けます。
【ひとこと解説】
タルガ・フローリオは、1906年から1977年までイタリア・シチリア島で開催された公道自動車レースで、ル・マンやミッレミリアと並ぶ最古級のスポーツカーレースです。大会名の「タルガ」はイタリア語で盾を意味し、「フローリオ」は主催者であるフローリオ家に由来します。険しいマドニエ山脈の峠道を舞台に、未舗装路・急勾配・無数のコーナーが連続する極めて過酷なコースとして知られ、ブガッティ、アルファロメオ、マセラティ、ポルシェなどが名勝負を繰り広げました。危険性の高まりから1977年で公道レースとしての歴史に幕を下ろしましたが、現在はラリー・タルガ・フローリオとして名を残し、世界各地でも同名イベントが開催されています。















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