ベントレー、英国で新たな全国助成プログラムを始動。地域社会を支える戦略的支援の全貌

・社会課題の最前線を支える新たな全国助成スキームの始動
・最大4,000ポンドの資金で地域団体の持続性を強化する挑戦
・教育・雇用・生活の質を軸にした未来志向の4本柱戦略
ベントレーは2026年3月30日、Charities Aid Foundation(CAF)とのパートナーシップにより、英国全土の慈善団体を対象とした新たな助成制度「アドバンシング ライフ チャンス全国基金」を発表しました。弱い立場や社会的に過小評価されがちなコミュニティを支援することを目的とした全国規模の取り組みです。
このプログラムは、これまでに10回の資金提供ラウンドを通じて600件以上の助成を実施してきた従来の小規模助成制度の実績を踏まえ、より持続可能で深い社会的インパクトを目指す戦略的進化として位置づけられています。
助成金額は2,000ポンドから4,000ポンドで、英国本土に加えジャージーおよびマン島、さらにクルーにある本社周辺を含む販売拠点近隣の団体が対象となります。特筆すべきは、この新制度が「コア資金」に充当可能である点です。従来のプロジェクト単位の資金にとどまらず、運営維持に不可欠な基本コストにも柔軟に使用できる設計となっており、小規模団体のレジリエンス向上に寄与します。

本プログラムは同社の「アドバンシング ライフ チャンス」戦略と連動しており、4つの柱を中心に展開されます。教育や雇用へのアクセス障壁を取り除く「アクセス」、個人のスキルと自信を高める「エンパワーメント」、心身の健康を支える「クオリティ オブ ライフ」、そして地域環境の向上と持続可能性を目指す「ベター フューチャー」です。
ベントレーの政府関係およびサステナブル・ラグジュアリー担当ディレクターであるサリー・ヘプトン氏は、慈善団体のニーズに応える形で制度を進化させたと述べ、地域社会の変革を担う団体を支援することで、より公正な未来の実現を目指すとしています。

自動車メーカーとしての枠を超え、社会課題への具体的なソリューションを提示する今回の取り組みは、同社の新たな価値創出の一端を示すものです。
【ひとこと解説】
Charities Aid Foundation(CAF)は、1974年に英国で設立された国際的な慈善支援組織で、寄付文化の発展と社会課題の解決を目的に活動しています。英国・米国・カナダを中心に、企業、個人の寄付者、財団、非営利団体と連携し、寄付の最適化、助成金管理、国境を越えた寄付の安全な実行を支援します。CAFは独自のチャリティ検証(charity validation)を通じて、寄付金が信頼できる団体に確実に届くよう仕組み化している点が特徴です。また、子会社としてCAF Bankを運営し、1万4,000以上の慈善団体に金融サービスを提供しています。さらに、世界的な寄付動向を分析するWorld Giving Indexなどの調査レポートを発行し、国際的な慈善活動の透明性と発展に貢献しています。
















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