フィアット、欧州で躍進 販売台数25%増の好スタートを記録

・25%増という圧巻の販売成長
・Aセグメントを制圧する圧倒的シェア
・新型グランデパンダが牽引する急成長
フィアットは2026年の幕開けにおいて、欧州市場(EU29)で力強い成長を記録しました。第1四半期の販売台数は前年比で25%増加し、登録台数は27,000台以上の増加となりました。市場シェアも3.4%に到達し、前年同期比で0.6ポイント上昇するなど、着実な拡大を見せています。
同ブランドはAセグメントにおいて確固たる地位を築いています。パンディナと500の合計販売台数は第1四半期で45,000台以上を記録しました。特にイタリアではパンディナが市場トップを維持し、年初から37,000台以上を販売、総市場の7.6%を占めています。さらに500ハイブリッドも3,700台を登録し、両モデルを合わせたAセグメントでのシェアは57.6%に達しています。
この好調を牽引する存在が新型グランデパンダです。2026年第1四半期だけで21,000台以上を販売し、発売直後から急速な成長を遂げています。イタリアでは同期間において販売台数第3位にランクインするなど、市場での存在感を強めています。
グランデパンダはラインアップの拡充も進められており、既存の電気自動車およびハイブリッドモデルに加え、100HPのガソリンターボエンジンと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせた新仕様が追加されました。さらに英国市場向け右ハンドル仕様の導入も予定されており、販売拡大が見込まれています。
評価面でも高い実績を残しており、「AUTOBEST CONQUEST Award 2026(デザイン部門)」をはじめ、英国のTop Gear Electric Vehicle Awards 2026で「Best Bargain」、ポルトガルのSeguro Directo Car of the Yearでは「City Car of the Year」を受賞しています。
また、マイクロモビリティ分野でも存在感を発揮しています。トッポリーノは軽四輪カテゴリーで3,000台以上を販売し、前年同期比で10%増加しました。若年層向けの新たな特別仕様車の導入も予定されており、さらなる拡販が期待されています。
商用車部門のFIATプロフェッショナルも好調です。欧州での市場シェアは7.4%に達し、前年同期比で0.7ポイント上昇しました。イタリアでは12,000台以上を登録し、25.6%という高いシェアを維持。デュカートやドブロといった主力モデルが商用車市場を牽引しています。
【ひとこと解説】
フィアット・パンディナは、欧州で長年愛される小型車「パンダ」をベースにした特別モデルで、最新の安全装備とデジタル化を加えた最も先進的な仕様です。7インチのデジタルクラスターやApple CarPlay/Android Auto対応のタッチスクリーンを備え、エアバッグ増強や緊急ブレーキ、車線維持支援などADASも強化されています。外装には黄色のミラーキャップや「Pandina」ロゴ、パンダの顔入りホイールカバーなど遊び心あるディテールを採用。1.0Lハイブリッド(70ps)を搭載し、実用性と親しみやすさを両立した“パンダちゃん”仕様の特別モデルです。















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