オペル、2026/27シーズンからフォーミュラE参戦へ GEN4マシンで電動モータースポーツ強化

・フォーミュラE参戦による電動化戦略の加速
・最大600kWのGEN4マシン採用による性能向上
・GSEブランド強化と市販車への技術還元
オペルは2026/27シーズンより、電動レースシリーズであるフォーミュラEにファクトリーチーム「オペルGSEフォーミュラEチーム」として参戦すると発表しました。これは同社の電動化戦略における新たな節目であり、長年培ってきたモータースポーツ技術を電動分野で発揮する取り組みです。
参戦のタイミングは、フォーミュラEが次世代マシン「GEN4」を導入する時期と重なります。GEN4マシンは予選やアタックモード時に最大600kW(816hp)を発揮し、従来比で250kW向上。さらに常時四輪駆動化によりグリップ性能が高まり、エネルギー回生能力も最大700kWへと強化されています。これにより、より高速かつ効率的なレースが実現します。
オペルはすでに電動ラリー分野でも実績を持ち、2021年には世界初のワンメイク電動ラリーカップを開始。新型「モッカGSEラリー」は最高出力207kW(281hp)、最大トルク345Nmを発生し、従来モデルの2倍以上の性能を実現しています。また、市販モデルのモッカGSEも最高速度200km/hに達し、ラリーカーと共通の高電圧コンポーネントを採用する点が特徴です。
さらに、GSE(Grand Sport Electric)ブランドは高性能電動モデルの象徴として位置付けられており、2026年にはコルサGSEの投入も予定されています。レースと市販車の連携を強化し、電動パフォーマンスの魅力を広く訴求していく方針です。
【ひとこと解説】
GSE(Grand Sport Electric)とは、オペルが展開する高性能電動モデルのサブブランドです。従来のスポーツグレードの思想を電動化時代に合わせて進化させたもので、力強い加速性能やダイナミックな走行性能、先進的な電動パワートレインを特徴としています。モータースポーツで培った技術を市販車へ反映する役割も担い、「モッカGSE」や今後登場予定の「コルサGSE」などに採用されることで、ブランドの電動化戦略と走りの楽しさを両立させる中核的存在となっています。















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