ランボルギーニ、ムーヴェンバーとともに男性の健康支援を拡大。社員向け無料検診や世界規模の啓発活動を展開

- ランボルギーニが「Movember(ムーヴェンバー)」支援を5年連続で実施、男性の健康意識向上を推進
- 2025年は社員向けに無料の予防検診を新たに導入
- 世界各地でムーヴェンバー仕様のランボルギーニが啓発イベントを展開
イタリア・サンタアガタ・ボロニェーゼに本社を構えるアウトモビリ・ランボルギーニは、2025年も国際的な男性健康啓発キャンペーン「ムーヴェンバー(Movember)」への支援を継続することを発表しました。今回で5年連続の参画となり、今年は新たに社員を対象とした無料の健康診断プログラムを導入し、個人と企業の両面から「予防文化」の定着を目指します。
ムーヴェンバーは2003年にロンドンで設立された国際的チャリティ団体で、前立腺がんや精巣がんの予防、メンタルヘルス支援、自殺防止活動などを世界規模で展開しています。毎年11月には、象徴的な取り組みとして男性が口ひげを伸ばすことで「男性の健康」に対する意識を高める運動が行われています。現在では世界1300以上のプロジェクトを支援する、男性の健康を専門とする最大の慈善団体に成長しています。

ランボルギーニCEOのステファン・ヴィンケルマン氏は次のようにコメントしています。
「私たちは強い信念をもってムーヴェンバーを支援しています。2021年以来、予防はすべての人に共通する責任だというメッセージを発信してきました。今年はその取り組みをさらに拡大し、社員の健康を守る企業文化の一部として、そして世界中のファンと共有する活動として推進していきます。」
2025年の新しい試みとして、ランボルギーニでは男性社員向けの無料健康診断を実施。11月の1か月間、社内医務室にて専門医による検査を予約制で受けることが可能となり、日常的に見過ごされがちな男性特有の健康リスクへの意識向上を促します。この取り組みは、企業としての社会的責任(CSR)の一環としてだけでなく、社員の幸福とパフォーマンスを支える「ウェルビーイング文化」の推進にもつながるものです。
また、ランボルギーニ・ミュージアムでは、展示中のカウンタックがムーヴェンバーの象徴である「口ひげ」デザインをまとい、予防医療の重要性を伝える展示を実施。来場者に向けた啓発パネルや映像コンテンツも展開されます。

さらに、世界5大陸のディーラーが主催する「ブル・ラン(Bull Runs)」では、ムーヴェンバー仕様のランボルギーニが各地を走行。街中や名所を巡りながら、男性の健康に関するメッセージを発信します。
加えて、11月7日〜9日に開催されるランボルギーニ・スーパー・トロフェオ・ワールドファイナル(ミサノ)では、ムーヴェンバーとの特別コラボレーションイベントを実施。トークセッションや写真撮影コーナー、寄付ブースなどを通じて来場者との交流を図り、国際的な支援プロジェクトの紹介も行われる予定です。
ランボルギーニは、こうした取り組みを通じて「予防・意識啓発・社会的責任」という3つの柱を掲げ、ムーヴェンバーとの長期的パートナーシップを深化させています。社員、顧客、ファンを巻き込むグローバルな活動を通じ、ブランドとしての影響力を活かしながら、より健康で前向きな社会の実現に貢献しています。
【ひとこと解説】
ムーヴェンバー(Movember)とは、男性の健康意識を高めるための国際的なチャリティ活動です。2003年にロンドンで始まり、前立腺がん・精巣がんの予防、メンタルヘルス支援、自殺防止などを目的としています。毎年11月には男性が口ひげ(moustache)を伸ばすことで、健康への関心を喚起するのが特徴です。現在では世界1300以上のプロジェクトを支援し、男性の「心と体の健康」を守るための最大規模の啓発キャンペーンとなっています。















コメント