- 渋谷「Peaches. Japan Garage」でポップアップイベントを開催、限定カプセルコレクションを披露
- ル・マン優勝に着想を得た特別リバリーのポルシェ911 GT3(992.2)を公開
- モータースポーツとライフスタイルを繋ぎ、東京のカーコミュニティに新たな橋を架ける
2025年10月、FAT InternationalとPeachesは渋谷の「Peaches. Japan Garage」で特別なポップアップイベントを開催しました。東京のカルチャー発信地の一つである同会場は、週末限定で世界中からポルシェ愛好家とクリエイターを迎え入れ、モータースポーツとデザイン、そしてコミュニティが融合する空間となりました。
最大の見どころは、ポルシェ911(992.2)GT3ヴァイザッハ・パッケージに施された「FAT」特別リバリーの公開です。1994年ル・マンでのポルシェ962勝利をオマージュしたデザインは、タイポグラフィやロゴ、オリジナルキャラクターを組み合わせ、伝統と現代的感覚を融合させた強烈なビジュアルを放ちました。同時に「FAT × Peaches カプセルコレクション」も限定展開され、会場の注目を集めました。

イベントは「FAT Mankei Export Drive」で幕を開け、東京から箱根ターンパイクを駆け抜けるツーリングを実施。頂上では参加者限定の「Cars & Coffee」が開かれ、911や718ケイマンGT4 RS、930ターボ・フラットノーズ、944 S2、タイカンなど多彩なモデルが揃い、世代を超えたポルシェ文化が交流しました。さらに「WEC富士6時間」ではドライバーとのミート&グリートやホットラップも行われ、世界的モータースポーツと日本のカーシーンが交わる特別な体験が提供されました。

FAT Internationalは元々、欧州で物流サービスを展開しモータースポーツスポンサーとして知られた企業でしたが、フェルディナンド“フェルディ”ポルシェによって再構築され、今日ではカルチャーとデザイン、コミュニティを繋ぐブランドへ進化。ポルシェ963でのWEC参戦や、草の根からモータースポーツを支える「FAT Karting League」など、新たな挑戦を続けています。
フェルディ・ポルシェは「伝統と革新、モータースポーツとライフスタイル、文化と文化を繋ぐことこそFAT Internationalの使命」と語り、東京をその象徴的舞台と位置づけました。今回のポップアップは、多様性と情熱に満ちた未来のカー・カルチャーを体現するイベントとして、多くの参加者の記憶に残るものとなりました。
【ひとこと解説】
FAT Internationalは、かつて欧州の物流企業として誕生し、モータースポーツスポンサー活動で名を広めました。1994年ル・マン優勝などで知られる「FATurbo Express Racing Team」を原点に、現在はフェルディナンド“フェルディ”ポルシェによって再構築され、レース文化・デザイン・コミュニティを結ぶ新たなプラットフォームとして展開しています。ポルシェ963でのWEC参戦や「FAT Karting League」を通じ、伝統と革新を融合させたモータースポーツの未来を提案しています。
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