- DS N°8は最新世代97.2kWhバッテリー搭載で航続750km(WLTP)、最大350馬力・4WDを実現
- パリから地中海まで無充電走破を描いたブランドCMを公開、独自の美学とユーモアを演出
- 内外装は先進技術とクラフツマンシップを融合、プレミアムEVとして「フレンチ・アート・オブ・トラベル」を提案
DSオートモビルは2025年8月29日、新型フラッグシップEV「DS N°8」とともに、新ブランドキャンペーン「Yes, the French sometimes go too far.」を発表しました。CMはテレビ、デジタル、紙媒体など幅広いチャネルで展開され、DSが掲げる“フレンチ・エクセレンス”を象徴する内容となっています。
CMはヘンリー・ショルフィールド監督による映像作品で、パリから地中海まで無充電で走破する「DS N°8」の旅を描写。最新の97.2kWhバッテリーにより、WLTP航続距離は最大750kmに到達。これはフランス国内を一気に縦断できる性能を誇ります。さらに最大出力350馬力、四輪駆動システムを備え、優れた空力性能と組み合わせることで走行性能と効率性を両立しました。
室内はクラフトマンシップと先進技術が融合し、高品質素材と精緻な仕上げによる快適性を追求。最新インフォテインメントや先進運転支援機能を備え、電動時代における新しい“フランス流の旅”を提案しています。
今回のキャンペーンでは、フランスの美学として「行き過ぎることこそ価値」と表現。美食やファッションに加え、電動航続性能でも突出する姿勢を強調しました。サウンドトラックはエレクトロデュオ「The Blaze」のギヨーム・アルリック(Enfant Sauvage)が担当し、感情豊かな音楽で映像を彩っています。
CEOのグザヴィエ・プジョー氏は「DS N°8はフランスの大胆さを象徴するモデルであり、卓越した快適性と航続性能によりアート・オブ・トラベルを新たな次元へ引き上げる」と述べました。
DS N°8は単なる新モデルではなく、ブランドのEV戦略における転換点であり、デザイン・革新・感性を融合させた“新しい風”として、プレミアムEV市場に挑みます。
【ひとこと解説】
DSオートモビルは2014年にシトロエンから独立したフランス発のプレミアム自動車ブランドで、「フレンチ・ラグジュアリー」を体現する存在です。パリのアートやファッション、職人技に着想を得たデザインと先進技術を融合させ、独自の世界観を築いています。電動化戦略を積極的に推進し、フォーミュラEで培ったノウハウを市販車に応用。最新モデル「DS N°8」では航続750kmのEV性能を誇り、革新とエレガンスを両立するブランドとして進化を続けています。
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