- ブラックをテーマにした40台限定モデル、特別仕様の外装・内装を採用
- クリーンディーゼルと高効率ガソリン、いずれも48Vマイルドハイブリッドを搭載
- ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援やデジタルキーなど最新技術を標準装備
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、BMW X6の特別仕様車「BMW X6 Edition Shadow（エディション・シャドー）」を日本全国40台限定で発表しました。注文受付は2025年10月16日まで全国の正規ディーラーにて行われ、納車は同年10月から開始予定です。台数は、クリーンディーゼル仕様の「BMW X6 xDrive35d Edition Shadow」が35台、高効率ガソリン仕様の「BMW X6 M60i xDrive Edition Shadow」が5台と、極めて希少性の高いモデルとなっています。
BMW X6は2008年に初代が登場した世界初の「スポーツ・アクティビティ・クーペ（SAC）」であり、クーペのエレガントなデザインとオフロード走行性能を融合させた先駆的な存在です。現行の第3世代モデルは2019年にデビューし、2023年には外装や内装の一部がリフレッシュされ、よりモダンで洗練されたデザインを獲得しました。スポーティな走行性能と高い実用性を兼ね備え、BMWブランドを代表するモデルとして高い人気を誇ります。
今回の限定車「Edition Shadow」は、M Sport Package Proを基盤に、ブラックを徹底的にテーマ化した特別仕様です。フロントには精悍なブラック・キドニーグリルを採用し、専用の22インチオールブラック・ホイールやBMW Individualピアノ・フィニッシュ・ブラック・トリムを装備。さらにブラック・モデル・バッジが付与され、存在感を際立たせています。内装にはBMW Individualフル・レザー・メリノ・シート（ブラック）、Mアルカンタラ・アンソラジット・ルーフ・ライニング、クラフテッド・クリスタル・フィニッシュが組み合わされ、ラグジュアリーかつスポーティな雰囲気を演出しています。
走行性能面では、2種類のパワートレインが用意されます。ディーゼル仕様の「BMW X6 xDrive35d Edition Shadow」はクリーンディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、力強さと環境性能を両立。価格は13,980,000円（税込）に設定されています。一方、上級仕様となる「BMW X6 M60i xDrive Edition Shadow」は、V8ガソリンエンジンに48Vマイルドハイブリッドを搭載し、圧倒的なパフォーマンスを実現。こちらは17,660,000円（税込）とし、希少な5台のみの販売です。両モデルとも右ハンドル仕様、8速ATが組み合わされ、日本の道路環境に最適化されています。
技術装備においても注目すべき点が多く、日本市場で初めて国土交通省の認可を得た「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。一定の条件下ではドライバーがステアリングから手を離して走行可能であり、安全性と快適性を飛躍的に高めます。加えて「OK, BMW」と呼びかけることでナビゲーション設定や車両操作が可能な音声アシスタント、Apple CarPlay対応機能も備わり、スマートフォンとの連携によって利便性が大幅に向上しました。さらに「BMWデジタル・キー・プラス」が標準装備され、対応スマートフォンやスマートウォッチを携行していれば、キーを使わず車両に近づくだけで解錠可能。車内に端末があればエンジン始動も行えるなど、最新の利便性が凝縮されています。
今回の「Edition Shadow」は、BMW X6のスポーティな個性に漆黒の力強さを加えた特別仕様であり、専用装備や最新の運転支援技術を兼ね備えた、まさに唯一無二の存在です。日本全国でわずか40台の限定販売という希少性も相まって、BMWファンや特別な1台を求める顧客にとって大きな注目を集めるモデルとなるでしょう。
BMWジャパン公式ホームページ
【ひとこと解説】
「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」は、日本で初めて国土交通省の認可を受けた先進運転支援システムです。一定の条件下において、ドライバーはステアリングから手を離したまま走行が可能となり、特に高速道路や渋滞時における運転負荷を大幅に軽減します。車両はレーン内を維持しつつ前走車との車間距離を自動的に調整し、停止・発進も制御。ドライバーの疲労低減と安全性の向上を同時に実現する最新の支援機能です。
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