- 韓国前衛芸術の旗手・Lee Kun-YongがBMW i7をキャンバスに「ボディスケープ」を展開
- BMWコリア設立30周年とBMWアートカー50周年を記念し、多彩な企画を実施
- R&BシンガーCrushが9月5日に「Frieze Music」でライブパフォーマンス
BMWは、2025年9月3日から6日までソウル・江南区COEXで開催される国際アートフェア「フリーズ・ソウル2025」にパートナーとして参加します。今年はBMWコリア設立30周年とBMWアートカーコレクション50周年という節目を迎え、韓国を代表する前衛芸術家・Lee Kun-Yong(1942年生)の新作とのコラボレーションが大きな注目を集めます。
Leeは身体の動きを痕跡として残す「ボディスケープ」シリーズで知られ、今回、電動フラッグシップ「BMW i7」を独自のアートラッピングで表現しました。車両を「動くキャンバス」と見立て、技術とデザインが融合する走行体験をアートへと昇華。モノクロームと具象の対比によるダイナミックな世界を創り出しています。9月4日13時には、BMW i7から着想を得た新作パフォーマンスも披露され、彼の「移動=知覚と環境との対話」という思想が体現される予定です。
会場ではBMWアートカー・コレクションから18台のミニチュア展示も行われ、1975年以来20台に及ぶ歴代アートカーの歴史に触れることができます。さらに9月5日には、BMWとFriezeが共同で展開する「Frieze Music」の一環として、韓国の人気R&Bシンガー「Crush」が登場。音楽とアートの融合をテーマにしたライブで来場者を魅了します。
BMWは1995年の韓国法人設立以来、仁川チョンナ開発センターや永宗島のドライビングセンターなど拠点を展開し、韓国市場で輸入車ブランドNo.1の地位を築いてきました。「Joy of Driving. Innovation for Tomorrow」を掲げる今年の記念プログラムは、BMWの文化・芸術への深いコミットメントと未来志向を改めて示すものとなります。
【ひとこと解説】
BMWの日本進出は1960年代にさかのぼり、当初は輸入代理店を通じて販売が行われていました。1972年にはBMWジャパンの前身となる輸入販売会社バルコムトレーディングが設立され、本格的に市場展開を開始。高性能かつプレミアムなブランドイメージを背景に、3シリーズや5シリーズを中心に人気を拡大しました。1981年には日本法人「ビー・エム・ダブリュー株式会社」が設立され、販売網やアフターサービス体制を強化。以降、BMWは日本の輸入車市場で長年トップクラスのシェアを維持し、2001年にはMINIブランドを導入。さらにEV「iシリーズ」や高性能Mモデルを投入し、日本市場における存在感を高め続けています。
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