BMW、「アートカー」50周年を祝う特別展示。FNBアート・ヨハネスブルグ2025に登場

  • BMWがFNBアート・ヨハネスブルグのオフィシャル・ビークル・パートナーとして参加し、アートカー50周年を記念
  • 初代アートカー(1975年アレクサンダー・カルダー作)から最新作ジュリー・メレトゥによる20作目までを大規模展示
  • 写真家レネ・スタウドの作品やエスター・マールングへのオマージュも紹介、文化と自動車デザインの融合を発信

BMWグループ・サウスアフリカは2025年9月4日から7日まで開催される「FNBアート・ヨハネスブルグ」において、オフィシャル・ビークル・パートナーを務め、BMWアートカー50周年を祝う特別展示を行います。1975年にアレクサンダー・カルダーがBMW 3.0 CSLを手掛けたことから始まったアートカー・シリーズは、フランク・ステラ、ロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ホックニー、オラファー・エリアソンなど世界的アーティスト20名が参加してきました。

1991年には南アフリカのエスター・マールングが女性として、またアフリカ人として初めてデザインを担当。伝統的な幾何学模様を纏ったBMWアートカーは、地域文化と現代自動車デザインを結びつける象徴的な作品として高く評価されています。

今回、ヨハネスブルグのサントン・コンベンションセンターでは、著名な自動車写真家レネ・スタウドによる大判作品が展示されます。彼のレンズを通じ、初代アートカーから最新のBMW M ハイブリッドV8(ジュリー・メレトゥ作)まで、その歴史を光と動きで表現。「スピードを詩に変える」という言葉通り、芸術とモビリティの融合を来場者に届けます。

さらに、ロイ・リキテンスタインのBMW 320グループ5、アンディ・ウォーホルのBMW M1グループ4、エルンスト・フックスのBMW 635CSi、マイケル・ジャガマラ・ネルソンのBMW M3グループA、セサル・マンリケのBMW 730iなど、代表的な10台のアートカーも紹介。ブースは単なる展示空間ではなく、革新とデザインの物語を体感できる「動くギャラリー」となります。

また、会場では「BMWアートガイド」や、ジョナサン・ボール著『To Paint is in My Heart』も展示され、マールングの人生と芸術の軌跡に迫ります。BMWサウスアフリカのブランド担当ゼネラルマネージャー、タズ・ランフィサ氏は「アート、デザイン、イノベーションを融合させるBMWの姿勢は、南アフリカを含む世界の文化支援において重要な役割を果たす」とコメントしています。

なお、BMWはVIPゲストに専用送迎サービスも提供し、ブランドならではの快適で精密な移動体験を提供します。今回の展示は2026年まで続く「BMWアートカー・ワールドツアー」の一環であり、5大陸を巡る壮大な文化イベントとして展開される予定です。

【ひとこと解説】
BMWアートカーは1975年、アーティストのアレクサンダー・カルダーがBMW 3.0 CSLをキャンバスにしたことから始まりました。以来、アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、デイヴィッド・ホックニーら世界的芸術家20名が参加し、自動車をアートとして表現。1991年には南アフリカのエスター・マールングが女性・アフリカ人として初めて制作し、伝統文化を融合させました。アートカーは芸術と自動車技術の架け橋として、50年にわたりBMWの文化的象徴となっています。

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