新型電動スポーツファストバック「アルピーヌA390」登場!革新技術と快適性を両立した新時代の走りへ

  • 3モーターAWDと独自のトルクベクタリング技術「AATV」を初採用
  • 400psのGTと470psのGTS、最大航続距離555kmの高性能EV
  • フランス製造による高品質装備とDevialet®オーディオなど豪華装備

アルピーヌは2025年11月4日より、新型電動スポーツファストバック「A390」の受注をフランスで開始します。ブランド初の5シーターEVであり、A290に続く第2の電動モデルとして、エレガンスと実用性を両立する新時代のスポーツモデルです。初期受注はA390 GTから開始され、価格は税込67,500ユーロ。上位グレードのA390 GTSは2026年初頭に登場し、税込78,000ユーロからとなります。初回納車は2026年初めを予定しています。

A390は3モーターによる全輪駆動を採用し、アルピーヌ独自の「Alpine Active Torque Vectoring(AATV)」を初搭載。これにより各ホイールへのトルク配分を最適化し、A110譲りの俊敏なハンドリングを実現しています。GTは最高出力400ps、0-100km/h加速4.8秒、最大航続距離555km(WLTP)を誇り、89kWhのバッテリーを搭載。DC急速充電は最大190kWに対応し、15~80%まで約25分で充電可能です。また、双方向充電機能とV2Lオプションにより、外部機器への給電も可能。電動バーベキューやeバイクの充電にも対応します。

フランス・ディエップ工場で生産されるA390は、モーターをクレオン、バッテリーをドゥエで組み立て、全てフランスおよび欧州製のセルを採用。タイヤはミシュラン製専用品、オーディオには高音質で知られるDevialet®の13スピーカーシステムを搭載するなど、「フレンチ・サヴォワールフェール」を体現しています。

外観は流麗なファストバックデザインにアルピーヌLEDシグネチャー、アダプティブマトリクスライト、20インチダイヤモンドカットホイールを採用。インテリアにはアルカンターラ®とナッパレザーを組み合わせたスポーツシート、F1®インスパイアのステアリング、12インチディスプレイを備えた「Alpine Portal」インフォテインメントを装備。Google®連携機能や5年間・毎月10GBのデータ通信も標準です。

GTSグレードでは出力470ps、最大トルク824Nm、0-100km/h加速3.9秒、最高速220km/hを発揮。21インチ鍛造ホイールや6ピストンモノブロックブレーキを備え、日常走行からサーキットまで自在にこなします。さらに「Alpine Telemetrics Expert」システムが標準装備され、専用アプリで走行データ解析やラップタイム計測も可能。運転技術を磨く“デジタルコーチ”としての機能も備えています。

性能、技術、快適性の全てを磨き上げたアルピーヌA390は、電動時代における“走る歓び”を再定義する1台です。

【ひとこと解説】
V2L(Vehicle to Load)とは、電気自動車(EV)のバッテリーに蓄えた電力を外部機器へ給電できる機能のことです。たとえばキャンプや災害時に、車から家電製品、電動自転車、調理器具などへ電力を供給できます。A390のような対応車では、専用コネクターを介して電力を取り出せるため、移動中もポータブル電源として活用でき、日常生活からアウトドア、非常時まで幅広く役立つ機能です。

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