壮大な挑戦へ。初開催の日本予選から世界へ踏み出すDEFENDER TROPHY

・世界初開催となったDEFENDER TROPHY日本予選で今村直樹さんが代表に決定
・24名が2日間にわたる過酷なフィジカル・知力・運転技術ミッションに挑戦
・2026年秋、70以上の国・地域から選ばれた33名とアフリカでグローバルファイナル開催
DEFENDERが新たに立ち上げた世界規模のアドベンチャー・コンペティション「DEFENDER TROPHY」の日本国内最終予選会が、2025年11月8日から9日にかけて山梨県・富士ヶ嶺オフロードで開催されました。本コンペティションは、過去のTROPHYやCHALLENGEに着想を得て、知力・体力・コミュニケーションスキルを総合的に求める壮大な挑戦の舞台です。

日本は世界で初めて予選会が行われた特別なマーケットとなり、書類選考を通過した24名が参加しました。2日間の最終予選では、オブスタクルを活用したフィジカルタスク、スペアタイヤをはじめとする装備の運搬・設置、丸太とロープを使った橋の構築、ナイトドライブミッション、急坂登降など、多岐にわたる試練が課されました。まさに冒険者として必要な能力が総合的に試される内容となりました。
この過酷な競技を制し、日本代表に選ばれたのは今村直樹さんです。今村さんは48歳ながら高い持久力と精神力を発揮し、仲間との協力や冷静な判断で勝利を手繰り寄せました。普段は車よりもボート競技に取り組み海峡横断レースに参加するなど、“挑戦し続ける姿勢”が今回の選出につながったと言えます。
今村さんは2026年秋、70以上の国や地域から勝ち上がった挑戦者33名とともにアフリカで開催されるグローバルファイナルへ進みます。ファイナルでは、険しいトレイルや岩場に挑むドライビング・チャレンジ、迅速な判断力が試されるイノベーション・チャレンジ、峡谷横断・渡河などのフィジカル・チャレンジなど、多彩なステージが用意されます。競技はペアで行われますが採点は個人単位で行われ、各ステージ開始前には順位の低い参加者からチームメイトを選ぶ新ルールも導入されます。

さらに、優勝者にはDEFENDERの自然保護パートナーであるTuskとともに独自の自然保護ミッションに携わる権利が与えられ、未来にポジティブなレガシーを残す機会が提供されます。競技の様子は世界へオンライン配信され、新世代の冒険者たちの挑戦が広く共有される予定です。
初開催となった日本予選は大きな盛り上がりを見せ、DEFENDERの掲げる「不可能を可能にする」という精神を体現する大会となりました。世界を舞台にした次なる挑戦に期待が高まります。
【ひとこと解説】
DEFENDER TROPHYは、ランドローバーが過去に実施してきた「TROPHY」や「CHALLENGE」イベントを源流とする新世代のアドベンチャー・コンペティションです。従来の過酷な環境下で挑戦する文化を継承しつつ、世界規模のグローバル・プロジェクトとして再構築されました。2025年には日本が世界で初めて予選会を開催し、2026年秋には各国代表がアフリカで行われるグローバルファイナルに挑む形へ進化しています。














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