ロータス、進化し続ける思想を体現。ミラノデザインウィーク2026で「IN PROGRESS」公開

・完成を否定し続ける、終わりなきパフォーマンス哲学
・D.N.A.思想が導く次世代デザインの核心
・特別仕様「Theory 1」が示す未来と伝統の融合
英国の自動車ブランドであるロータスは、2026年4月22日から26日まで開催されるミラノデザインウィークにおいて、「IN PROGRESS」と題した展示を行います。本展示はHaus of Automotiveとの協業により実現し、ミラノ・Via Tortona 31にて一般公開されます。
「IN PROGRESS」は、完成形ではなく“進行中”のブランドとしてのロータスを体験できるインスタレーションです。1948年の創業以来、軽量設計、技術的革新、感情に訴えるデザインによって自動車文化を牽引してきたLotusの進化の過程を、360度の視点で提示します。
展示の中核には、ロータスのデザイン思想である「D.N.A.」が据えられています。「Digital」は直感的かつ没入型の体験、「Natural」は人間中心の感性やつながり、「Analogue」はパフォーマンスエンジニアリングの進化を意味します。これら3つの要素が融合することで、ロータスならではの先進的かつ明確なデザイン言語が構築されています。
展示は複数の章で構成され、設計プロセスそのものを可視化しています。構造は本質にまで簡素化され、空気の流れそのものが空力性能を形作り、人間工学に基づく「身にまとうクルマ」という思想が提示されます。また、ドライバーと車両の感覚的なつながりを維持するインターフェースも紹介されます。
さらに、スタジオ カートゥーン デラックスとのアーティスト・レジデンシーによるデジタルアートも展示され、進化や実験、ブレークスルーといった概念が視覚的に表現されます。
会場の中心にはコンセプトモデル「セオリー1」が展示されます。このモデルは、歴代の「イレブン」「タイプ 72」「エスプリ」の系譜を踏まえつつ、ロータスの将来のデザインとパフォーマンスの方向性を示す存在です。
また、イタリアのラグジュアリーブランドであるラルスミアーニとのコラボレーションにより、特別仕様の「Auカラー」が採用されています。このカラーは元素番号79の金、ロータスのF1通算79勝、そして伝統的なゴールドリバリーへのオマージュを重ねたものです。
なお、「セオリー1」はミラノのラルスミアーニ店舗にて2026年4月2日から16日まで先行展示され、その後ミラノデザインウィーク本会場に登場します。
【ひとこと解説】
セオリー1は、ロータスが2024年に発表した電動スポーツカーのコンセプトで、ブランドの新デザインマニフェスト「The Lotus Theory」を初めて具現化したモデルです。核となるのは「デジタル」「ナチュラル」「アナログ」の3原則で、没入型UI、人間中心設計、そしてロータス伝統の軽量パフォーマンスを融合しています。中央にドライバーを置く3シーター構造や逆開き式ドアを採用し、視界と乗降性を両立。独自の“LOTUSWEAR”システムは、ロボティックテキスタイルによる触覚フィードバックで車との一体感を高めます。パワートレインは約1000ps、0-100km/h 2.5秒未満を想定し、素材を10種類に絞る「Challenge of 10」で持続可能性と軽量化も追求。ロータスの未来像を象徴する実験的モデルです。












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