- 8月の世界販売は48,029台、前年同月比9%減
- 電動化モデルは2万715台で全体の43%、前年比17%減
- ベストセラーはXC60(17,366台)、次いでXC40/EX40、XC90
ボルボ・カーズは2025年9月4日、8月の世界販売実績を発表しました。販売台数は48,029台で、前年同月の52,944台から9%減少しました。1月から8月の累計販売も45万1,082台と、前年同期比で10%の減少となっています。

電動化モデル(BEVとPHEV)は2万715台を記録し、販売全体の43%を占めましたが、前年同月比で17%減少しました。このうちBEVは9,604台で全体の20%を占めるものの28%減少、PHEVは11,111台で23%を占め4%減にとどまりました。一方、マイルドハイブリッドおよび内燃機関モデルは27,314台で前年比2%減少に抑えられています。
モデル別では、ミッドサイズSUVのXC60が引き続き最量販モデルとなり、17,366台を販売(前年同月14,723台)。次いでXC40/EX40が9,404台(同10,668台)、フラッグシップSUVのXC90は7,246台(同7,292台)でした。
累計でも電動化モデルは19万7,706台(前年同期比13%減)で、全体に占める割合は引き続き高いものの、BEVが24%減の9万326台、PHEVが1%減の10万7,380台と揃って前年割れしています。
ボルボは2030年までに完全電動化を掲げていますが、2025年の販売実績では成長に一服感が見られ、電動化シフトの加速に課題が浮き彫りとなりました。
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