アウディ、FCバイエルン・ミュンヘン選手に新型社用車を贈呈。電動モデルで加速する23年目のパートナーシップ

FCバイエルン選手が電動&ハイブリッドの新型アウディ車を選択
「RS e-tron GT」や「Q8 TFSI e」など個性に合わせた車種構成
アウディF1プロジェクト見学など特別体験も実施

2025年10月15日、アウディ(AUDI AG)はドイツ・ノイブルク・アン・デア・ドナウにて、FCバイエルン・ミュンヘンの選手たちに新シーズンの社用車を正式に引き渡しました。両者の提携は23年目を迎え、今回も環境性能と走行性能を兼ね備えた電動化モデルが中心に選ばれています。

主将マヌエル・ノイアーをはじめとする選手たちは、自身のライフスタイルに合わせて車両を選択。ノイアーと数名は高級SUV「Q8 TFSI e quattro」を選び、アルフォンソ・デイヴィス、ジャマル・ムシアラ、マイケル・オリーズらはアウディのフラッグシップEV「RS e-tron GT performance」をチョイス。若手のトム・ビショフはコンパクトEV「Q4 Sportback e-tron」を選び、4児の父ヨシュア・キミッヒは7人乗り「Q7 TFSI e quattro」を選択しました。

アウディ取締役(セールス&マーケティング)のマルコ・シューベルト氏は「FCバイエルンの選手たちは、アウディの多様なラインナップを見事に体現しています。電動SUVからスポーツEVまで、それぞれの個性に合ったモデルが揃いました」とコメント。

FCバイエルンCEOのヤン=クリスティアン・ドレーセン氏も「アウディとのパートナーシップは23年間続く強固な関係であり、選手にとっても毎年の恒例行事。ピッチの内外で互いに最高を追求する姿勢が共通している」と語りました。

引き渡し後、選手たちはアウディ・ドライビング・エクスペリエンス施設でRS e-tron GTの試乗を体験し、その俊敏な加速と電動ドライビングの魅力を実感。また、アウディF1プロジェクトの開発拠点を特別見学し、V6ハイブリッドエンジンの組立工程やシミュレーター、テストベンチを視察。次世代フォーミュラ1パワートレインの核心技術に触れました。

さらに、社内抽選で選ばれた100名のアウディ従業員もこのイベントに参加し、16名が直接選手に車のキーを手渡すという貴重な瞬間を共有しました。

アウディは今後も電動化とモータースポーツの両輪でブランド価値を高め、FCバイエルンとともに“パフォーマンスと革新”の象徴的パートナーシップを続けていく構えです。

【ひとこと解説】
FCバイエルン・ミュンヘン(FC Bayern München)は、1900年創設のドイツを代表するサッカークラブで、本拠地はミュンヘンのアリアンツ・アレーナです。ブンデスリーガ最多の優勝回数を誇り、欧州チャンピオンズリーグでも6度の制覇を達成。組織力と育成力に優れ、マヌエル・ノイアーやトーマス・ミュラーなどドイツ代表の主力を多数輩出しています。アウディやアディダスなどとの強力なスポンサー契約を結び、世界的なブランドクラブとして知られています。

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