ルノー、「トゥインゴ Rパス」プログラムを開始。新型トゥインゴE-Techエレクトリックを最速で手にするチャンス

ルノーが新型「トゥインゴE-Techエレクトリック」発表に先駆け「Rパス」プログラムを10月8日から順次開始
プログラム参加者は一般発売前に注文・優先納車が可能、限定特典も付与
初代トゥインゴの精神を継ぐデザインと、約2年で開発された2万ユーロ未満のEVとして登場

ルノーは2025年11月6日の正式発表に先立ち、コンパクトEV「トゥインゴE-Techエレクトリック」を対象とした特別プログラム「トゥインゴRパス(Twingo R Pass)」を開始しました。この“スキップ・ザ・ライン”プログラムは、熱心なトゥインゴファンが一般公開よりも早く注文できる特典制度で、国別に段階的にスタートします。イタリアで10月8日、ベルギー・スペイン・オランダ・ドイツで13日、イギリスで15日、フランスでは22日からの受付となります。

Rパスの参加者は、ルノー販売網における事前注文権に加え、生産および納車の優先権を獲得。さらに、期間内に予約した顧客には限定特典も提供される予定です。これは、ルノーが「ルノー5」や「ルノー4 E-Techエレクトリック」で導入した先行プログラムと同様の仕組みで、ブランドのファンに特別な体験を提供します。

同時にルノーは、トゥインゴE-Techエレクトリックのティザーキャンペーンを展開。公開された4枚の写真では、1993年登場の初代トゥインゴへのオマージュが随所に見られます。スローピングボンネットとウィンドスクリーンを一体化した滑らかなフロントラインは空力性能を高めるとともに、独自のワンボックスデザインを再解釈。フルLEDの丸型ヘッドライトと「笑顔」を思わせるグリルは、初代モデルの陽気で親しみやすいキャラクターを継承しています。リアには“ハーフムーン”形状のライトと新デザインのロゴバッジが配置され、丸みのあるリアウィンドウとともにひと目でトゥインゴとわかる印象的なデザインに仕上げられています。

さらに、ボディカラーにもこだわり、鮮やかでポップな配色が都会の景観に映える仕様となっています。小型ながら広々とした室内空間を確保し、個性的な“カラフルシティカー”としてのDNAを維持しています。

トゥインゴE-Techエレクトリックは、電動専用「AmpR Small」プラットフォームを採用し、都市走行に最適化されたAセグメントEVとして開発。開発期間はわずか2年で、価格は2万ユーロ(約320万円)未満を目指すというスピードとコスト効率の両立を実現しました。ルノーおよび電動ブランド「アンペア(Ampere)」が掲げる「誰もが手にできる電動モビリティ」の象徴となるモデルであり、メガーヌE-TechやスキャニックE-Techと並ぶ電動ラインアップの中でも“エントリーモデル”として位置づけられています。

初代トゥインゴの遊び心と現代的な電動技術を融合させたトゥインゴE-Techエレクトリックは、コンパクトカー市場に新たな風を吹き込み、ルノーの“都市型EV戦略”を次の段階へと押し上げる存在となるでしょう。

【ひとこと解説】
ルノー・トゥインゴは1993年に登場したフランス発のコンパクトカーで、「小さなボディに大きな楽しさ」をテーマに開発されました。ワンボックス形状と広い室内空間、カラフルで遊び心あるデザインが特徴で、都市生活者に愛される存在となりました。2代目(2007年)は実用性を強化、3代目(2014年)はリアエンジン・後輪駆動レイアウトを採用し、走行性能を進化。2025年に発表されるトゥインゴE-Techエレクトリックは、その伝統を受け継ぐ電動モデルです。

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