シトロエン、フォーミュラE参戦を正式発表。電動モータースポーツで新時代へ

  • シトロエンが2025-26シーズンからFIAフォーミュラEにワークス参戦
  • 100%電動の都市型レースを通じ、持続可能で革新的なモビリティを発信
  • 若年層やデジタル世代に向けたブランド再強化と国際的な技術ショーケース

シトロエンは2025年9月9日、来季からFIAフォーミュラE世界選手権にワークスチームとして正式参戦することを発表しました。電動化と革新性、そして情熱を体現するこの挑戦は、シトロエンが掲げる「未来のモビリティ」のビジョンを象徴するものです。

フォーミュラEは市街地サーキットを舞台に行われる完全電動レースであり、持続可能性や責任ある競技スタイルを特徴としています。シトロエンは、この革新的なカテゴリーを通じて、環境に配慮しつつもエキサイティングなレース体験を提供することで、若い世代やデジタル世代に強く訴求する狙いです。

今回の復帰は、シトロエンにとって伝統あるモータースポーツ活動の新たな章でもあります。これまでWRCや耐久レースで培った経験を背景に、フォーミュラEという未来志向の舞台で技術を磨き、ブランドの国際的な存在感をさらに高めていくことになります。

同社は「フォーミュラEを技術的インスピレーションと国際的なショーケースと位置づけ、次世代モビリティを牽引していく」と強調しており、電動レースを通じたシトロエンの新時代の幕開けを印象づけています。

【ひとこと解説】
フォーミュラEは、FIA(国際自動車連盟)が主催する電気自動車による国際レースシリーズで、2014年にスタートしました。最大の特徴は100%電動マシンを使用し、ゼロエミッションで都市中心部の特設市街地サーキットを舞台に開催される点です。静粛性と瞬発力を兼ね備えたレースは、持続可能なモビリティの象徴として注目され、世界の自動車メーカーが技術開発の実験場として参戦。若年層や都市型観客に人気が高く、未来志向のモータースポーツと位置づけられています。

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