「ピンクのコルベットが疾走!乳がん撲滅への想いをのせてNASCARをリード」

- シボレーが乳がん撲滅キャンペーン「Making Strides Against Breast Cancer」を15年連続で支援
- ピンク仕様のコルベット・スティングレイがNASCAR公式ペースカーとして登場
- 各レースでの周回やトップ10入りに応じて最大5万ドルの寄付を実施
シボレーは2025年シーズン、乳がん撲滅を目的としたアメリカがん協会(ACS)のキャンペーン「Making Strides Against Breast Cancer」を15年連続で支援します。その象徴として、特別仕様のピンクカラーをまとったコルベット・スティングレイが、NASCARカップシリーズの公式ペースカーとしてタラデガ・スーパースピードウェイとマーティンズビル・スピードウェイの2戦で登場します。
このピンクのコルベットは、10月19日に開催される「YellaWood 500」(タラデガ)で初登場。続くマーティンズビルでのレースでも先導を務め、乳がん撲滅活動を象徴する存在として注目を集めます。シボレーのモータースポーツ・マーケティング&アクティベーションディレクター、トッド・クリステンセン氏は「シボレーは乳がんを終わらせるためのアメリカがん協会の取り組みを支援しています」とコメントし、全国のファンに寄付参加を呼びかけました。
キャンペーン期間中、ペースカーが走る各 caution(警告)ラップごとに500ドルが寄付され、最大で25,000ドルまで拠出されます。さらに、チーム・シボレー所属ドライバーがトップ10フィニッシュを果たすたびに追加で1,500ドル(上限25,000ドル)が寄付される仕組みです。これにより、最大50,000ドルの寄付が見込まれます。
昨年(2024年)は、2レースで合計54周の caution ラップを記録し、18,900ドルの寄付が行われました。当時のピンク仕様カマロSSペースカーは、その後10月17日の「バレットジャクソン・スコッツデール・フォールオークション」で競売にかけられ、落札額全額がアメリカがん協会に寄付される予定です。
今年のコルベット・スティングレイは、その象徴的なデザインとパフォーマンスで、モータースポーツと社会貢献を融合させた新たな試みを体現しています。ファンにとっては、美しいピンクのスーパースポーツがサーキットを駆け抜ける姿を通じ、モータースポーツの力で希望をつなぐ瞬間となるでしょう。
【ひとこと解説】
コルベット・スティングレイの名称は、英語で「アカエイ(Stingray)」を意味し、その優雅さと力強さを象徴しています。初めてこの名が使われたのは1963年登場の第2世代「C2」コルベットで、シャープなボディラインと高性能が話題となりました。その後もスティングレイは革新の象徴として継承され、現行モデルC8では初のミドシップ化により走行性能が大幅に進化。伝統と最先端技術を融合した存在として進化を続けています。











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