オペル、コルサGSEビジョンGTと新型モッカGSEがIAAモビリティで世界初公開

  • コルサGSEビジョンGT:800ps、0-100km/h 2秒、最高速320km/hを誇る未来型コンセプト、GT7でも体験可能
  • 新型モッカGSE:281psの量産EV、月399ユーロからリース受付開始、ラリー由来の走行性能を実現
  • グランドランドEV:最大325ps、航続501km超、将来は約700km走行可能な新バージョンを投入予定

オペルはIAAモビリティ2025にて、電動時代のスポーツブランド「GSE」の未来像を提示しました。目玉は、世界初公開となる「コルサGSEビジョン・グランツーリスモ」と新型「モッカGSE」です。

コルサGSEビジョンGTは、実車とデジタルの世界をつなぐ初のコンセプトカーで、人気レーシングシミュレーター『グランツーリスモ7』で体験可能。800ps、最大トルク800Nm、0-100km/h加速2.0秒、最高速度320km/hという圧倒的な性能を誇り、オペルの新しいGSE哲学「Race, Drive, Play」の“Play”を象徴する存在となります。

“Race”を担うのは、FIA eRally5規定に基づいて開発された「モッカGSEラリー」。その市販版となる“Drive”の「モッカGSE」は、281psの出力を持つ高性能EVで、注文受付を開始。月額399ユーロからのリースプランも用意され、購入・リース・サブスクから選択可能です。

さらに、ブランドの最上位SUV「グランドランドEV」も展示。325psを発揮するAWD仕様は、最大航続距離489〜501km(WLTP)を実現。将来的には約700km走行可能な新バージョンも投入予定と発表されました。

CEOフロリアン・ヒュットル氏は「電動化時代にGSEを再発明し、走りの楽しさを次の次元へ引き上げる」と強調。オペルはIAAにおいて、伝統と革新を融合した新しいスポーツEV戦略を鮮烈に印象づけました。

【ひとこと解説】
オペルのGSE(Grand Sport Electric)は、電動時代に向けて再定義された高性能ブランドです。従来のスポーツ性を継承しつつ、EV専用に進化させた点が特徴で、「Race」「Drive」「Play」という3本柱を掲げています。プロ向け電動ラリーカー「モッカGSEラリー」、市販版の「モッカGSE」、そしてデジタルと実車を融合した「コルサGSEビジョンGT」で構成され、モータースポーツと日常、さらにバーチャル体験までをカバーする次世代パフォーマンスラインです。

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