ランボルギーニ「ポロ・ストリコ」設立10周年。歴史を蘇らせる職人技と情熱の映像を公開

  • ポロ・ストリコ10周年を記念し、4つの柱を紹介する映像シリーズを公開
  • 歴史資料と職人技に基づき、車両を完全にオリジナルの姿へと復元
  • 英国・日本・イタリアで記念イベントを開催し、顧客やコレクターと交流

ランボルギーニは、サンタガータ・ボロニェーゼのヘリテージ部門「ポロ・ストリコ」設立10周年を記念し、4つの柱をテーマにした映像シリーズを公開しました。その柱とは「歴史資料のアーカイブ」「専門家委員会」「レストア」「真正性の認証」です。

ポロ・ストリコの活動において最も重要なのがレストアであり、全ての作業はオリジナル性と職人技、そしてメーカー公式の認証に基づいて行われます。膨大な歴史資料と熟練の職人の技術により、廃番となった部品もデジタル技術とクラフトマンシップを融合させて再現可能です。塗装の色合い、生地の手触り、ステアリングの感触に至るまで細部を徹底的に検証し、本来の姿を忠実に再現します。まさに「形」「音」「感情」というランボルギーニの遺産を蘇らせる愛の行為であり、修復された車は単なる復元にとどまらず、新たに生まれ変わる存在といえます。

アフターセールス・ディレクターのアレッサンドロ・ファルメスキ氏は、「ポロ・ストリコにおいて、車は単なる乗り物ではなく、記憶や感情そのものです。新しいランボルギーニを作るときと同じ厳格さで修復に臨んでいます」とコメントしています。

10周年を記念したイベントは、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスでの国際的なお披露目に続き、英国と日本での「ランボルギーニ・デー」にも展開。その集大成は、10月23日から26日にかけてボローニャで開催される「Auto e Moto d’Epoca」で迎える予定です。

ポロ・ストリコの活動は、単なる古い車の修復に留まらず、ブランドの記憶と情熱を未来へと受け継ぐ「時を超えた旅」となっています。

【ひとこと解説】
ランボルギーニの「ポロ・ストリコ」は、2015年に設立されたヘリテージ部門で、歴史的モデルの保存・修復・真正性認証を担います。膨大な歴史資料と専門家委員会、そして熟練職人の技術を組み合わせ、塗装の色合いや内装素材まで忠実に再現。廃番部品もデジタル技術とクラフトマンシップで再製作され、車をオリジナルの状態に蘇らせます。修復は単なる復元ではなく「再生」と位置付けられ、ブランドの遺産と感情を未来へ受け継ぐ重要な役割を果たしています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次