- F1名門「ウィリアムズ・レーシング」とカスタマイズブランド「UNDONE」が初コラボし、限定ウォッチを発表
- 2025年F1イギリスGPの公式ファンゾーンで世界初公開、価格は6万500円と12万4,300円の2モデル展開
- 日本発のクラフトマンシップとファン参加型企画を融合、チームとファンをつなぐ新しいプロジェクト
F1の名門チーム「ウィリアムズ・レーシング」と、日本発のカスタマイズウォッチブランド「UNDONE」が初めてタッグを組み、特別な限定コレクションを発表しました。テーマは「ファンとチームをつなぐ体験の創出」。単なる商品コラボにとどまらず、リアルな交流や参加型企画を通じた新しいファン体験を目指しています。
初披露の場となったのは、2025年F1イギリスグランプリ直前の7月1日から6日にかけてロンドンで開催された「Williams公式ファンゾーン」。ファンとの一体感を象徴する新コレクションは、世界中のF1ファンに向けてお披露目されました。
展開されるモデルは2種類。「The Carbono Watch」は現役ドライバーであるカルロス・サインツとアレックス・アルボンに敬意を表したクロノグラフで、イニシャル刻印やレースナンバー、ヘルメットデザインの追加などカスタマイズが可能です。搭載するのは日本製TMIVK64メカニカル・クォーツ ハイブリッド フライバッククロノグラフ。41.8mmケースにサファイアクリスタル風防、100m防水性能を備え、価格は60,500円(税込)です。

もう一方の「FW47 Watch」は、最新マシン“FW47”にオマージュを捧げた機械式スケルトンモデル。Miyota 9122自動巻きを搭載し、40mmのステンレスケースとARコーティング付きサファイアガラスを採用。100m防水で、価格は124,300円(税込)となっています。どちらも1年間のメーカー保証付きです。

本プロジェクトは、ウィリアムズ・レーシングのチーム改革とUNDONEのグローバル展開という両者の転換期に始動。両者を結びつけたのは元レーサーでありUNDONEの愛用者でもあるクリスの存在で、「物語のある時計をファンに届ける」という想いが出発点になりました。
UNDONEは2014年創業のブランドで、全ての時計を日本国内でデザイン。2024年にはグローバル本社を東京に移し、日本のクラフトマンシップを前面に押し出した展開を強化しています。今回のコラボレーションも“ジャパンクオリティ”を全面に打ち出し、ファンが参加できる特典やイベントも順次予定されています。
ウィリアムズ・レーシングとUNDONEの情熱が融合した今回のコレクションは、単なる腕時計ではなく、ファンの記憶や物語を刻む新しい「つながりの証」として位置づけられています。
【ひとこと解説】
ウィリアムズ・レーシングは1977年にフランク・ウィリアムズとパトリック・ヘッドによって創設されたF1名門チームです。1980年代から1990年代にかけて黄金期を迎え、計9回のコンストラクターズ選手権と7回のドライバーズ選手権を獲得しました。ナイジェル・マンセルやアラン・プロスト、デイモン・ヒルら名ドライバーが在籍し、革新的な技術力と堅実なマシン作りで知られます。近年は低迷期が続きましたが、新体制のもと再建を進め、再びトップを目指しています。
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