- ルーシッドが俳優ティモシー・シャラメを初のグローバルアンバサダーに起用し、SUV「グラビティ」の新キャンペーンを開始
- ジェームズ・マンゴールド監督と映画「フォードvsフェラーリ」のスタントチームが参加し、映画的世界観で性能を表現
- グラビティは3列シートSUVとしての実用性とスポーツカー級の性能、長距離航続を兼ね備えた新世代EV
ルーシッド・グループは2025年9月4日、最新のブランドキャンペーン「Driven」を発表しました。世界的俳優ティモシー・シャラメを初のグローバルブランドアンバサダーに迎え、マルチイヤー契約の第一弾として公開されたものです。監督は映画『フォードvsフェラーリ』(2019年)で知られるジェームズ・マンゴールドが務め、同作のスタントチームやプロドライバーのタナー・ファウストも参加しました。映像は30秒、60秒、そして2分間のディレクターズカット版で展開されます。
物語はシャラメ演じる花婿と、ラーセン・トンプソン演じる花嫁が「世界を見に行く」旅に出るシーンから始まります。砂漠でバイクが故障した2人は、政府の秘密施設からスーパーカーを奪い、地平線へと駆け抜けます。この車こそがルーシッド・グラビティであり、広さ、スピード、そして航続距離という未曾有の組み合わせを備えた「地球外の存在」として描かれています。
ルーシッドのマーケティング担当上級副社長Akerho “AK” Oghoghomeh氏は「ティモシーとジェームズを迎えることで、仕様だけでなくストーリーを通じてグラビティの多様性や性能を伝えられる」とコメントしています。映像にはYeah Yeah Yeahsの楽曲「Burning」の特別アレンジも使用され、ブランドの革新性と映画的な表現力を際立たせています。
SUV「ルーシッド・グラビティ」は3列シートを備え、最大7人と荷物を快適に運ぶことが可能です。その一方でスポーツカー並みの加速性能を持ち、さらに長距離航続を実現する点が特徴です。実用性と走行性能を両立する次世代EVとして、幅広いユーザーに向けて「理想の旅の相棒」となる存在を目指しています。
シャラメはアカデミー賞2度ノミネートの実績を持ち、2024年には『A Complete Unknown』でボブ・ディランを演じ全米映画俳優組合賞を受賞。今後はジョシュ・サフディ監督の『Marty Supreme』や『Dune: Part Three』にも出演予定で、今後の活動とともにルーシッドのブランド展開にも注目が集まります。
【ひとこと解説】
ルーシッド(Lucid Motors)は、アメリカ・カリフォルニア州ニューアークに本社を置く電気自動車メーカーです。航空宇宙技術に着想を得た独自のEVプラットフォームや効率的なバッテリー技術を強みとし、超長距離航続と高性能を両立するラグジュアリーEVを開発しています。代表モデル「Air」は航続距離800km超やハイパフォーマンス仕様を誇り、最新SUV「Gravity」では7人乗りの実用性とスポーツカー並みの性能を実現。革新的デザインと技術で次世代のEV市場を牽引しています。
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