シトロエン、2026年Q1で世界販売19万台を達成し力強い成長を記録

・世界販売19万台、前年比10%増という躍進
・欧州シェア3.5%、各国で存在感拡大
・新型C3を軸とした電動化戦略の成功
シトロエンは2026年第1四半期において、世界販売台数19万台を達成し、前年比10%増という好調なスタートを切りました。欧州市場では販売台数が12.3%増加し、市場シェアは3.5%(+0.3ポイント)に拡大しています。さらに本拠地フランスでは7.3%増を記録し、市場シェアは9.2%(+0.7ポイント)に到達、同国で第3位のブランドへと浮上しました。
この成長の背景には、全面刷新された製品ラインアップと「選択の自由(Power of Choice)」を掲げた戦略があります。内燃機関、ハイブリッド、電気自動車を揃えるマルチエネルギー展開により、多様な顧客ニーズに対応しています。
中核モデルである新型C3は、手頃な価格と快適性、広い室内空間を両立し、電動化普及の鍵を握る存在です。電動モデルは販売構成比の32%を占め、イタリアではBセグメント電動ハッチバックで首位を獲得するなど、欧州各国で高い評価を得ています。
また、C3 Aircrossは最大7人乗りという特徴と高い汎用性を武器に、2025年に5万台を販売。2026年初頭の受注は前年比57%増と伸長し、電動モデル比率も27%に達しています。「Best Users’ Car of Europe 2026」にも選出されました。
Cセグメントでは新型C4が存在感を強め、フランスでは登録台数が55%増加。スペインでは首位、ポルトガルでも上位にランクインしています。さらに新型C5 エアークロスは最大680kmの電動航続距離を実現し、受注は60%増、登録台数も40%増と好調な立ち上がりを見せています。
商用車分野でもベルランゴが欧州各国でトップクラスの販売を維持し、ブランド全体の成長を支えています。加えてマイクロモビリティのアミも引き続き好調で、限定モデルは月400件の受注を記録しています。このようにシトロエンは、電動化と多様な選択肢を軸に、欧州および世界市場で着実に存在感を高めています。
【ひとこと解説】
マイクロモビリティとは、短距離移動を効率化する小型・軽量の移動手段の総称です。電動キックボード、電動アシスト自転車、シェアサイクル、超小型EVなどが含まれ、都市部の“ラストワンマイル”移動を補完する役割を担います。 電動化とシェアリングサービスの普及により、環境負荷の低減、渋滞緩和、公共交通との接続性向上が期待されています。一方で、歩行者との共存、安全基準、走行ルール整備など課題も存在します。各国・自治体はインフラ整備や法規制の見直しを進め、持続可能な都市交通の重要な要素として位置づけています。













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