夜の街を駆ける電動の個性。シトロエン・アミ「ダークサイド」特別仕様、ブラックで魅せる新たな顔!

- 初のオールブラック「ブラックナイト」ボディを採用し、反逆的かつ上品な新デザインに
- 価格は8,890ユーロ、2026年1月より欧州でデリバリー開始
- 最高速度45km/h、航続距離75kmの安全で親しみやすい電動モビリティ
シトロエンは、電動マイクロモビリティ「アミ(Ami)」の特別仕様車「アミ・ダークサイド(Ami Dark Side)」を発表しました。デビューから5年、街のアイコンとして親しまれてきたアミが、初めて“ブラック”をまとい、より個性的で成熟したスタイルを手に入れました。注文はハロウィンの夜、10月31日からフランスをはじめドイツ、スペイン、イタリアなど欧州各国で受付を開始し、初回納車は2026年1月に予定されています。価格は8,890ユーロ(税込)です。
新仕様の最大の特徴は、シリーズ初となるマット調の「ブラックナイト(Black Night)」カラー。深みのある黒を基調に、ホワイトのグラフィックエレメント(ステッカーやホイールトリム)を組み合わせ、シンプルながら強烈な存在感を放ちます。その印象は見る人の感性によって変化し、反逆的にもエレガントにも映るデザインです。
外観は2025年のマイナーチェンジ版をベースに、よりシャープな造形を採用。ヘッドライト周囲には黒い“アイリッド(まぶた)”のような装飾が施され、ライトをつなぐカプセル形のフロントモールにはマットブラックとホワイトラインの組み合わせを採用。中央には白いシトロエンロゴが輝きます。側面にはホワイトキューブ柄のホイールカバーと専用ステッカーを配置し、遊び心のあるデザインに。さらに新たにリアスポイラーを装備し、小さなボディながらもダイナミックな印象を演出しています。
インテリアは「ダークサイド・カラーパック」により、落ち着きあるグレートーンで統一。ダッシュボード上の3つの収納ボックスや、助手席前のバッグフック、グレーステッチ入りフロアマットなどが専用装備となります。シンプルながらも質感を高めた空間は、アミらしい機能性と快適性を兼ね備えています。
装備面では、スマートフォンを活用した「My Ami Play」システムを採用。ステアリングの「Citroën Switch」ボタンからラジオ、音楽、ナビ、通話アプリなどを操作可能です。また、「My Citroën」アプリを通じてバッテリー残量や走行距離、充電状況なども確認でき、デジタルと一体化した使い勝手の良さが魅力です。
パワートレインは従来モデルと同じく100%電動。最高速度45km/h、航続距離は75kmで、14歳から運転できる国もあります。二人乗りキャビンは全天候型で、安全かつ気軽な都市モビリティを実現。発売以来、世界で約8万5,000台を販売したアミは、今回の「ダークサイド」で新たな個性を加え、街に“夜の顔”をもたらします。
ブラックのボディに白のアクセントを纏ったアミ・ダークサイド──それは、シトロエンが提案する“誰もが自分らしく乗れる電動モビリティ”の新たな解釈です。
【ひとこと解説】
マイクロモビリティとは、短距離の移動を効率的に行うための小型・軽量な交通手段の総称です。主に電動キックボード、電動自転車、超小型電気自動車(EV)などが含まれ、都市部での“ラストワンマイル”移動や通勤・買い物などに適しています。環境負荷が低く、渋滞緩和や駐車スペースの削減にも寄与する点が特徴です。また、運転免許不要や低コストといった手軽さも魅力で、欧州を中心に新たなモビリティの選択肢として急速に普及しています。











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