さらに大きく、さらに上質に。新型2027年型キア・テリュライド、冒険とプレミアムの融合へ!

- 全長+2.3インチ、ホイールベース+約3インチで堂々たる存在感へ進化
- X-Proグレードに9.1インチの最低地上高と専用リカバリーフックを採用
- 新装備「グラウンドライティング」や「フラッシュドアハンドル」で高機能化
キアは米カリフォルニア州アーバインで新型「2027年型テリュライド(Telluride)」を世界初公開しました。ブランドを象徴するミッドサイズSUVとして誕生以来、上質な快適性とタフな走行性能を両立し高い評価を得てきたテリュライド。6年ぶりとなる新型は、ガソリン車のフラッグシップSUVとしてさらなる進化を遂げ、デザイン・快適性・機能性のすべてで新たな基準を打ち立てました。正式発表は2025年ロサンゼルス・オートショーで行われ、発売は2026年第1四半期を予定しています。
新型のテーマは「進化」。ゼロからの再設計ではなく、初代モデルのDNAを継承しながら洗練と存在感を高めました。ボディサイズは全長で2.3インチ、ホイールベースで約3インチ、全高で1インチ拡大。力強く堂々としたプロポーションを実現しつつ、キアのデザイン哲学「Opposites United(相反するものの融合)」を体現。頑丈さとエレガンス、冒険心と洗練を見事に融合させています。
エクステリアは、コロラド州テリュライドの雄大な自然に着想を得たデザイン。縦型LEDヘッドライトは「スター・マップ」シグネチャーを採用し、昼夜を問わず強い存在感を放ちます。ボンネットはフラットでワイド、グリルは光沢を抑えた高級感ある仕上げに。サイドにはダイヤモンドを思わせる三角形のフェンダー造形や、上昇するキャラクターラインを配置し、力強くも流麗な印象を与えます。また、EV6やEV9でも採用された「フラッシュドアハンドル」を新採用し、空力性能とモダンな外観を両立しました。
特に注目は「X-Pro」グレードです。黒で統一されたホイールアーチやサイドミラー、ルーフレールが冒険心を掻き立てます。専用オールテレインタイヤを装着し、最低地上高は9.1インチを確保。フロント・リアの両方にリカバリーフックを標準装備し、悪路走破時の安心感を高めています。見た目だけでなく、実用性と耐久性を両立させた本格的なオフロード仕様です。
また、初採用の「グラウンドライティング」機能にも注目です。ドアミラー下部やリアバンパー下から地面を照らす柔らかな光が投射され、夜間の乗降や荷物の積み下ろしをサポート。さらにテールゲートを開けた際には追加照明が点灯し、暗所での作業を容易にします。開閉時に足元へ“TELLURIDE”のロゴが浮かび上がる演出も加わり、機能性とプレミアム感を融合させています。
インテリアは「グランディオーソ(壮大で優美)」をテーマに設計。横基調のレイアウトが広がりを強調し、包み込むようなデザインが安心感を演出します。天然木調パネルや金属調アクセントが高級感を引き立て、センターコンソール下の間接照明が穏やかな雰囲気を作り出します。さらに、リアセンターコンソールがテーブルとして機能するなど、実用性にも配慮。ラゲッジスペースには折りたたみ式テーブルと取り外し可能な仕切り板を備え、アウトドアでの使い勝手を向上させています。

カラーバリエーションも豊富で、「ブラックジェイドグリーン」や「テレーンブラウン(グロス/マット)」など新色を含む全10色を設定。内装色は「ブラックベリー×サンドベージュ」や「ディープネイビー×タスカンアンバー」などを展開し、上質さと個性を演出。全体として、新型テリュライドはラグジュアリーSUVとしての風格を保ちながら、冒険心を刺激する走破性を備えた“プレミアムアドベンチャーSUV”として新たな価値を提示しています。
【ひとこと解説】
「フラッシュドアハンドル」は、車体側とほぼ面一になるように格納されたドアハンドルで、使用時のみせり出す構造を持つ最新デザインです。新型テリュライドでは、電動開閉式のタイプを採用し、走行中はハンドルが車体に収納されるため、空気抵抗を低減しつつ、見た目にもすっきりとした印象を与えます。これにより、デザイン性と空力性能の両立を実現。さらに、乗車時には自動的に展開するため利便性も高く、高級SUVにふさわしいモダンでスマートな装備となっています。















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