魔法が車内に。キアがディズニーやスター・ウォーズ™とコラボした新ディスプレイテーマを発表

・キアがディズニーグループと提携し、車載ディスプレイに人気作品の世界観を展開
・ディズニー、マーベル、ピクサー、ナショナルジオグラフィック、スターウォーズ™の5ブランドが参加
・2026年末までに最大30種類のテーマをKia Connect Storeで配信予定
キア(起亜自動車)はディズニーグループとの新たなコラボレーションを発表しました。同社は、ディズニー、マーベル、ピクサー、ナショナルジオグラフィック、スター・ウォーズ™の5大ブランドと提携し、人気キャラクターや映像作品をモチーフにした車載ディスプレイテーマシリーズを順次展開します。
対象となるのは、キアのConnected Car Navigation Cockpit(ccNC)搭載車両。テーマを選択すると、起動画面から走行中、目的地到着時までの一連の操作画面やメーター表示が、それぞれの作品世界に合わせたグラフィックと音楽で演出されます。たとえば、『ライオン・キング』のサバンナの朝日や『トイ・ストーリー』の陽気なキャラクターたち、『アベンジャーズ』のダイナミックなヒーロー演出、『マンダロリアン』の宇宙的なビジュアルなどが登場。乗るたびに映画のワンシーンに入り込むような没入感を楽しめます。

第一弾として、マーベルの「アベンジャーズ」、ディズニーの「ミッキー&フレンズ」、ピクサーの「トイ・ストーリー」をテーマにしたデザインがリリース予定。今後は2026年末までに最大30種類のテーマが順次追加され、最後を飾るのはファン待望のスターウォーズ™テーマとなります。
Kia Connect Store内には、専用のディズニーセクションが新設され、テーマのダウンロードやアップデートが可能です。また、特設プロモーションページでは、限定キャンペーンやファンイベントも実施される予定です。
キアのグローバルブランド&CX部門シニアバイスプレジデント、チャールズ・リュウ氏は次のように語ります。「このディズニーとのコラボは、デジタル技術とOTA(Over-The-Air)機能を活用した、まったく新しい車のパーソナライズの形です。Kiaは、世界で最も“親しみやすい”モビリティブランドを目指します。」
キアによる今回の取り組みは、単なるデザイン変更にとどまらず、車そのものに“感情と物語”を宿す試み。家族でのドライブや日常の移動が、まるで映画の一場面のように彩られる――そんな“感性のモビリティ体験”を生み出す第一歩となりそうです。
【ひとこと解説】
OTA(Over-The-Air)機能とは、車両や電子機器のソフトウェアを無線通信で遠隔更新する技術のことです。従来のようにディーラーや工場でアップデートする必要がなく、インターネット経由で新機能追加やバグ修正を自動的に行えます。自動車分野では、ナビゲーションや運転支援システム、車載エンターテインメントなどを常に最新状態に保ち、安全性や快適性を高めます。まさに“走るスマートデバイス”を実現する中核技術です。















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