わずか110台限定!究極のアルピーヌ「A110 R ウルティム」誕生!公道を走るレーシングマシン

・史上最も過激なアルピーヌ、345馬力を誇るA110 R Ultime登場
・0-100km/h加速3.8秒、専用サスペンションと空力性能を徹底強化
・110台限定生産、価格は26万5,000ユーロ(税込)から
アルピーヌは2024年のパリモーターショーで、ブランド史上最もエクストリームなモデル「A110 R Ultime(ウルティム)」を世界初公開しました。2017年のブランド復活以来、A110シリーズの集大成として位置づけられるこのモデルは、「公道で走れるサーキットカー」として開発されました。
搭載される1.8L直列4気筒ターボエンジンは、ハイオク仕様(RON102)で最高出力345馬力を発生。A110 R比で0-100km/h加速を0.1秒短縮し、3.8秒という俊足を実現しました。軽量ボディとの組み合わせによるパワーウェイトレシオは、シリーズ最高水準。サスペンション、タイヤ、ブレーキ、空力特性など、走行性能のあらゆる要素が徹底的にチューニングされています。
ボディはカーボン素材を多用し、エアロダイナミクスを最適化。トラック走行時の安定性を高める新型リアウイングやディフューザーを採用しています。公道走行可能でありながら、レーシングマシンさながらのダウンフォースを発生させる設計です。

究極のカスタマイズ体験「Atelier Sur-Mesure」
A110 R Ultimeでは、アルピーヌ初となる本格的なオーダーメイドプログラム「アトリエ・シュル・メジュール(Atelier Sur-Mesure)」を導入。顧客はデザインチームと直接協働し、内外装の色調や素材を自由に選択できます。イタリアの高級家具ブランド「Poltrona Frau®」とのコラボレーションにより、インテリアはクラフツマンシップとモータースポーツの融合を実現。

生産台数は世界限定110台で、価格は26万5,000ユーロから。さらに、その中の15台は特別仕様「La Bleue(ラ・ブルー)」として製造され、ディエップのジャン・レデレ工房で職人の手によりグラデーション塗装が施されます。
アルピーヌCEOのフィリップ・クリエフ氏は、「A110 R Ultimeは名の通り“究極”の一台です。A110の系譜を締めくくると同時に、アルピーヌの次世代モデルへの道を示す存在となる」とコメント。
デリバリーは2026年初頭に開始予定。軽さと精密なハンドリングを極めたA110 R Ultimeは、アルピーヌが掲げる“ドライビングピュアリティ”の到達点として、自動車史に残る一台となるでしょう。
【ひとこと解説】
アルピーヌA110は、軽量・ミッドシップ構造を特徴とするフレンチスポーツカーで、現在複数の派生モデルが展開されています。ベースとなる「A110」は俊敏で日常でも扱いやすいバランス型、「A110 GT」は快適性と上質感を高めたグランドツアラー仕様、「A110 S」は300馬力を発揮する高性能スポーツ仕様、そして最軽量・最速の「A110 R」はサーキット志向のモデルです。さらに、345馬力を誇る究極の限定車「A110 R Ultime」がシリーズの頂点に位置づけられます。















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