550馬力で実用性も筋肉も両立!新型「ダッジ チャージャー スキャットパック」4ドアモデル登場

・3.0Lツインターボ直6“SIXPACK”高出力仕様で550馬力/531lb-ftを発揮
・0-60mph加速3.9秒、最強セダンながら価格は56,995ドルから
・全車AWD+リア駆動モードを標準装備、走りの自由度を追求
ダッジは2025年11月4日、3.0リッター直列6気筒ツインターボ“SIXPACK”エンジンを搭載した新型「2026年型チャージャー スキャットパック(Charger Scat Pack)」の4ドアモデルの受注を開始しました。すでに発売中の2ドア版に続くこの新モデルは、最高出力550馬力、最大トルク531lb-ftを誇り、0-60mph加速3.9秒、最高速度177mph(約285km/h)を実現。価格は56,995ドル(約870万円)からと、6万ドル以下で世界最強クラスのセダンに位置づけられます。

搭載される高出力仕様のSIXPACKエンジンは、ダッジが新世代パワートレインとして開発した「Hurricane」ファミリーの最上級ユニット。全車にAWD(全輪駆動)システムを標準装備し、リア駆動モードも備えることで、日常走行からドリフト、バーンアウトまで自在なドライビングを楽しめます。
さらに、ローンチコントロール、ラインロック機能、デュアルモードアクティブエキゾースト、ブレンボ製ブレーキなどを標準搭載。実用性とパフォーマンスを高次元で両立しています。
インテリアは、スエードとレザーを組み合わせたプレミアムシートを採用し、12.3インチのUconnectタッチスクリーンとカーボン&スエードの装飾がスポーティな雰囲気を演出。まさに「家族を乗せられる筋肉車」として仕上げられています。
また、2026年型チャージャーシリーズでは、多彩な選択肢を用意。420馬力のガソリンR/T(49,995ドル)、550馬力の2ドアスキャットパック(54,995ドル)、そして670馬力の電動「デイトナ スキャットパック(Daytona Scat Pack)」がラインアップ。いずれも6万ドル未満という価格帯で、ガソリンからEVまで、ユーザーが“自分の筋肉”を選べる構成となっています。
CEOのマット・マクアリア氏は「ダッジは常に“筋肉”を造り、限界を超えるブランドであり続ける。550馬力の4ドアセダンで、退屈な実用車の概念を焼き尽くす」とコメント。
新型チャージャー スキャットパックは2026年初頭に生産を開始し、第1四半期にはデリバリーが予定されています。さらに、購入者には高性能ドライビング講習(Radford Racing School)の特典も付与され、ダッジらしい“筋肉の哲学”を体験できる内容となっています。
【ひとこと解説】
スキャットパック(Scat Pack)は、ダッジが展開する高性能モデル群の名称で、1960年代後半のマッスルカー文化に由来します。当初は「チャージャー」「コロネット」「ダート」などに設定され、強力なV8エンジンとドラッグレース性能を象徴するシリーズでした。現在は「チャージャー」や「チャレンジャー」などに採用され、専用サスペンション、ブレンボブレーキ、ローンチコントロールなどを装備。伝統の走りと現代技術を融合した“ストリートリーガル・マッスル”として人気を集めています。










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