最速の電動オペル誕生!281馬力の「モッカ GSE」で公道にラリーの興奮を

・新型「モッカ GSE」はオペル史上最速の電動量産車(最高速度200km/h)
・ラリープロトタイプ由来の技術を搭載、0-100km/h加速5.9秒
・ChatGPT対応インフォテインメントなど最新装備を採用

オペルは、コンパクトSUV「モッカ」シリーズの最上位グレードとなる新型「Mokka GSE(モッカ GSE)」を発表しました。最高出力207kW(281馬力)の完全電動パワートレインを搭載し、0〜100km/h加速はわずか5.9秒、最高速度は200km/hを誇ります。これはオペル史上最速の電動量産車であり、公道にラリーカーの魂を宿した一台として位置づけられます。

モッカはその洗練されたデザインと高い実用性で人気を集め、「2025年ベストデザイン・イノベーション賞(スモールSUV/クロスオーバー部門)」を受賞。今回のGSE登場により、電動、ハイブリッド、ガソリンといった多様なパワートレインを揃えたモッカファミリーが完成しました。価格はドイツ国内で26,890ユーロ(税込)からとなります。

ラリー由来の高性能シャシーと装備
モッカ GSEは、ラリー仕様「Mokka GSE Rally」に採用された高電圧システムやトルセン式リミテッドスリップデフを共有。専用設計の前後アクスル、新開発の油圧ショックアブソーバーを備え、卓越したトラクション性能を発揮します。ブレーキには黄色の4ピストンキャリパーを採用し、専用ホイールとタイヤの組み合わせがスポーティな印象を強調します。

インテリアにはアルカンターラ仕上げの「GSEパフォーマンスシート」や上下がフラットなスポーツステアリング、アルミ製ペダルを装備。ドライバーとの一体感を重視した設計で、日常のドライブでもモータースポーツのフィーリングを楽しめます。

最新テクノロジーと持続可能な素材
デジタルメーターと10インチのタッチディスプレイを標準装備し、ウィジェット式の直感的操作が可能。音声操作は「Hey, Opel」で起動し、自然な会話でナビや情報検索が行えます。さらに、AI技術「ChatGPT」も利用可能で、旅行情報や一般知識まで幅広く対応します。180度HDリアビューカメラも標準装備し、安全性も高めています。

外装ではクローム装飾を排除し、リサイクル素材を使用した内装やヴィーガンレザー製ステアリングを採用。エアロホイールや新デザインのバンパーにより、空力性能と効率性を向上させています。

多彩なパワートレインラインアップ
「Mokka Electric」は115kW(156馬力)のモーターと54kWhバッテリーを搭載し、最大航続距離403km(WLTP)を実現。さらに、48Vマイルドハイブリッド(システム出力107kW/145馬力)や、1.2Lガソリンターボ(100kW/136馬力)モデルも選択可能です。

「Mokka GSE」は、デザイン・技術・走りのすべてを高次元で融合した、電動時代のスポーツSUVとしてオペルの新たな象徴となるモデルです。

【ひとこと解説】
ヴィーガンレザーは、動物由来の皮革を使用せずに作られた合成または植物由来の人工皮革です。主な原料には、ポリウレタン(PU)やポリ塩化ビニル(PVC)などの合成樹脂のほか、環境配慮型として登場したパイナップル葉、リンゴの搾りかす、コルク、キノコ菌糸体(マイセリウム)などの植物素材があります。質感や耐久性を高めながら、動物福祉やサステナビリティを重視する製品として自動車内装やファッション業界で広く採用されています。

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