ヒョンデ×USCが未来の科学者を育成!水素STEMプログラムでロサンゼルスの子どもたちに学びと希望を

- ヒョンデが南ロサンゼルスの小学生向け「水素STEMプログラム」をUSCで開催
- 2022年以降、USC JEPに20万ドルを寄付し、STEM教育を支援
- 大学生向け「キャリア・トレック」でも持続可能な未来へのキャリア教育を推進
ヒョンデ・モーター・アメリカは、南カリフォルニア大学(USC)との連携を強化し、地域社会と教育分野での取り組みを拡大しています。2025年10月16日には、USCキャンパスで南ロサンゼルスの小学生を対象とした「Hyundai Hydrogen STEM Program(水素STEMプログラム)」を開催。子どもたちは水素で走るモデルカーを組み立て、ヒョンデ特製コースでレースを行いながら、持続可能なエネルギーと自動車技術について学びました。

ヒョンデは2022年以降、USCの「Joint Educational Project(JEP)」に対し、STEM(科学・技術・工学・数学)教育支援として20万ドル(約3,000万円)を寄付しています。JEPのプログラムは、USCの学生が地元の小学校で科学教育を支援する「Young Scientists Program(YSP)」を中心に展開。実験や観察を通じた“探究型学習”を推進し、科学リテラシーと理系分野への関心を高めることを目的としています。
ヒョンデ・モーター・ノースアメリカのCSRディレクター、ブランドン・ラミレス氏は「教育とコミュニティの力を信じています。USCとの協力は、次世代のSTEM人材育成とサステナブル社会の実現に貢献するものです」とコメントしました。
USC JEPのSTEM教育ディレクター、DJ・カスト博士も「ヒュンダイの支援により、大学生のキャリア育成と地域の教育向上を両立できる」と感謝の意を述べています。
さらに2025年4月には、USCウィグリー環境・サステナビリティ研究所との共同で「キャリア・トレック・プログラム」を開催。20名以上の大学生・大学院生がヒョンデ本社(カリフォルニア州ファウンテンバレー)を訪問し、従業員からサステナビリティ分野でのキャリア形成について学びました。イベントでは、同社初の3列電動SUV「IONIQ 9(アイオニック9)」のウォークアラウンドも実施され、持続可能なモビリティの最前線に触れる機会となりました。

これらの活動は、ヒョンデの社会貢献プログラム「Hyundai Hope」の一環であり、教育を通じて地域社会を支援し、未来のイノベーションを担う若者たちに希望を届ける取り組みです。
【ひとこと解説】
「Hyundai Hope(ヒョンデ・ホープ)」は、ヒョンデ・モーター・アメリカが展開する企業社会貢献(CSR)プログラムです。教育、医療、環境、地域支援の分野で持続可能な社会の実現を目指し、特に子どもや若者への支援に重点を置いています。STEM教育の推進や奨学金提供、病院支援、地域ボランティア活動などを通じて、次世代の人材育成とコミュニティの発展に貢献。企業として「希望を動かす力(Hope on Wheels)」を掲げ、社会にポジティブな変化をもたらすことを使命としています。















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