ブガッティ、新世代アイウェアを「SILMO PARIS 2025」で発表。トゥールビヨンに着想を得た限定コレクション

  • ブガッティがパリで新アイウェアコレクションを発表、トゥールビヨンから着想
  • 限定100本の「Tourbillon Limited Edition」は3Dプリントチタン製フレーム採用
  • 2030年までパートナーOBIと提携延長、ダイヤモンドを使ったプレシャスコレクションも登場

ブガッティは2025年9月、世界最大級の眼鏡見本市「SILMO PARIS 2025」にて新世代のアイウェアコレクションを発表します。今回のテーマは「A New Era of Style and Design」。ハイパーカー「ブガッティ・トゥールビヨン」の誕生に合わせて刷新されたデザイン言語を反映し、技術的革新と時代を超えるエレガンスを融合したコレクションとなっています。

コレクションの核となるのは「Tourbillon Limited Edition」。トゥールビヨンの空力デザインからインスパイアされたフレームは3Dプリントによるチタン製で、強度と柔軟性を兼ね備えながら彫刻的な美しさを表現しています。世界限定100本の生産で、カーボンファイバー製コレクターズボックスと、サスペンション構造を模した特許出願中の3Dプリントケースが付属する希少モデルです。

新たに投入される「Model 36」はブランド初のリムレスデザインで、軽やかさと洗練性を両立。「Model 100」はカーボンファイバーとホーンを用いたナビゲーターシルエットで、シルバー、ホワイトゴールド、24Kゴールド仕上げのメッシュアクセントを採用し、独自のEBスプリングヒンジを搭載しています。さらに、アントワープの職人によるVVS1ダイヤモンドや宝石をあしらった「Precious Collection」も登場。カスタムレンズや繊細な彫刻を組み合わせ、ジュエリー的な価値を備えた特別なアイウェアです。

本プロジェクトを主導するのは、ブガッティのアイウェアパートナーであるOBI社。CEOサシャ・ケティッヒ氏とクリエイティブディレクターのケリー・ハウタラ氏のもと、ブガッティのデザイン哲学を新しい形で具現化しました。ブガッティ・リマックCEOのマテ・リマック氏は「トゥールビヨンの精神を宿すこのフレームは、妥協なき精密さと芸術性を象徴する」とコメントしています。

また、ブガッティはOBIとのパートナーシップを2030年まで延長することを発表。長期的な視野でアイウェア事業を育成し、ブランドのグローバル展開を加速させます。ブガッティ・インターナショナルのマネージングディレクター、ヴィーブケ・シュタール氏は「静かなラグジュアリーと洗練を体現する次の時代を共に築く」と強調しました。

SILMO PARIS 2025は、ブガッティが自動車を超えてライフスタイル全般へとラグジュアリーを拡張する姿を示す舞台。トゥールビヨンと共に歩む新章を象徴する、最高峰のクラフツマンシップとスタイルの融合が披露されます。

【ひとこと解説】
OBI社は、高級アイウェアを手掛ける国際的ブランドで、精密工学と職人技を融合したデザインで知られます。創業以来、ラグジュアリーと先進素材を組み合わせた革新を重視し、チタンやカーボンファイバーを用いたフレームを発表してきました。代表作には、ブガッティとの協業による「Tourbillon Limited Edition」や初のリムレス「Model 36」、カーボンとホーンを融合した「Model 100」があり、宝石を施した「Precious Collection」も話題となりました。2025年には提携を2030年まで延長し、世界展開を強化しています。

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