- 新型オペル・モッカが「Best Design Innovation 2025」小型SUV部門で49.6%の得票を獲得
- シャープなブリッツ、新しいLEDライトシグネチャー、専用カラーで存在感を強調
- 内外装ともに刷新され、よりデジタルで上質な印象を実現
オペルは2025年、IAAモビリティ(ミュンヘン)で発表した新型モッカGSEが、ドイツの自動車専門誌「auto motor und sport」の読者投票「autonis賞」において「Best Design Innovation 2025」を受賞したと発表しました。小型SUV/クロスオーバー部門で全体の49.6%という圧倒的支持を集め、117の新型車の中から選ばれる快挙となりました。

新型モッカは「より大胆に、よりシャープに」をテーマにデザインを進化。ブランドの象徴である最新の「ブリッツ」エンブレムを中心に、LEDを用いた新しい光のシグネチャーを前後に採用。さらにボンネットからサイドにかけてブラックのアクセントラインを施し、存在感を際立たせています。ボディカラーも刷新され、「Kolibri Blue」「Tropikal Green」「Grafik Grey」といった専用色がラインアップに加わりました。

インテリアでは上下フラット形状の新ステアリングホイールを採用し、外装のデザイン哲学「オペル・コンパス」を反映。センターコンソールはマットシルバー仕上げでより洗練され、操作系の多くを大型タッチスクリーンに集約。電動パーキングブレーキやドライブモードセレクターのデザインは、上級SUV「グランドランド」に倣ったものが取り入れられています。
モッカは従来からオペルを代表するベストセラーSUVでしたが、今回の刷新で「モダン」「コンパクト」「スタイル性」をさらに高め、読者からも圧倒的な支持を得る結果となりました。授賞式は2025年10月13日、シュトゥットガルトで開催予定です。
【ひとこと解説】
新型オペル・モッカGSEは、ブランドのスポーティ仕様「Grand Sport Electric(GSE)」を冠するモデルで、電動化と高性能を融合したコンパクトSUVです。GSEは従来の「GS/E」スポーツモデルの精神をEV時代に継承したサブブランドで、力強い走りと洗練されたデザインが特徴。モッカGSEの電費はWLTP基準で18.5kWh/100km、CO₂排出量0g/km。専用サスペンションやスポーティなチューニングが施され、スタイル性とダイナミクスを兼ね備えたモデルです。
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