- ソナタ40周年を記念し、ソウル・南山近くのpiknicで特別展を開催(2025年9月25日~2026年1月4日)
- 復元された「STELLAR 88」とアーカイブ資料を展示、両モデルの歴史と進化を紹介
- ヘリテージマガジン『RETRACE』第2号発行、顧客との絆をテーマにエッセイやインタビューを収録
ヒョンデ自動車は2025年9月24日、ブランドの中核を担ってきたミッドサイズセダン「ステラー」と「ソナタ」の歴史を称えるヘリテージキャンペーンを発表しました。本企画はソナタの誕生40周年を記念するもので、特別展やヘリテージマガジンを通じ、技術的独立を進めた企業の歩みと顧客との長年の絆を紹介します。

1983年に登場したステラーは、同社初の自社開発乗用車「ポニー」に続く第2弾モデルで、韓国自動車産業における技術自立の象徴となりました。その上級版として1985年に誕生したソナタは、独立したモデルとして発展を遂げ、現在では8世代にわたる進化を経てヒョンデの最長寿量販モデルに成長。2025年9月時点で両モデル合計1,000万台を超える販売を記録し、世界市場で確固たる地位を築いています。
今回のキャンペーンでは、ソウル・南山公園近くの展示会場piknicにて「ステラー 88」の復元車両を公開。このモデルは1988年ソウル五輪の公式車両として登場した特別仕様車であり、オリジナルの姿を現代に蘇らせた貴重な展示です。加えて、カタログ、技術図面、研究開発の記録なども併せて紹介し、ソナタへとつながる進化の過程を振り返ります。
ヒョンデのグローバルCMOであるジ・ソンウォン氏は「ステラー 88の復元は単なる再現ではなく、独自技術を築いた当時の社員たちの努力を再確認する作業でもあった」とコメント。さらに「長年愛されてきた両モデルを通じて、時代を超える顧客との関係の大切さを伝えたい」と述べました。
併せて発行される『RETRACE Magazine』第2号「ステラー & ソナタ」では、エッセイやインタビューを含む16本のコンテンツを収録。両モデルの歴史的意義と顧客との感情的つながりをテーマにした内容となっており、10月18日にはヒョンデ・モータースタジオソウルで出版記念のブックトークイベントも予定されています。
また、ステラーとソナタをモチーフにした限定グッズも用意され、piknic会場や全国のモータースタジオ(高陽、ソウル、釜山)、公式オンラインストア「Hyundai Collection」で販売。自動車史に名を刻む両モデルの歩みを顧客と共有する特別なキャンペーンとなっています。
【ひとこと解説】
ヒョンデ・ソナタは1985年に登場したミッドサイズセダンで、現在は8代目へと進化しています。全長約4.9m、全幅1.86mの堂々としたサイズを持ち、広い室内空間と快適性を実現。パワートレインは2.5L直列4気筒ガソリン(約191PS)、1.6Lターボ、ハイブリッド(約195PSシステム出力)などをラインアップし、効率と走行性能を両立しています。最新モデルではデジタルコクピットや先進運転支援システム「Hyundai SmartSense」を搭載し、安全性と利便性を強化。グローバル累計販売1,000万台超を誇る、ヒョンデの象徴的セダンです。
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