- IONIQ 9が2025年の「Wards 10 Best Engines & Propulsion Systems」に選出
- EPA推定航続距離は最大335マイル、800V急速充電対応
- ヒョンデにとって通算19回目の同賞受賞
ヒョンデの最新フルサイズEV「IONIQ 9」が、2025年の「Wards 10 Best Engines & Propulsion Systems」に選出されました。米国ミシガン州で開催されるこの権威ある賞は、パワートレイン分野で優れた性能と技術革新を実現したモデルに与えられるもので、ヒョンデにとって通算19回目の受賞となります。
審査員のデイブ・ゾイア氏は「IONIQ 9のパワートレインは通常モードでも力強い加速を示し、スポーツモードではさらに刺激的な走りを提供する。85mph以上の高速域でも十分な加速力を維持しており、テストで実証された航続性能もクラス最高水準だ」と高く評価しています。
IONIQ 9はヒョンデのEV専用プラットフォーム「E-GMP」を採用。800Vの超急速充電に対応し、日常から長距離移動まで柔軟に対応します。EPA推定航続距離は標準仕様で300マイルを超え、RWD Sグレードでは最大335マイルを実現。米国ジョージア州の「Hyundai Motor Group Metaplant America」で生産される国内製造モデルであることも特徴です。
「Wards 10 Best Engines & Propulsion Systems」は1995年に創設され、今年で31回目。審査では出力、トルク、効率性、静粛性、新技術の導入度が評価されます。2025年は28台がノミネートされ、EV4台を含む10台が選出されました。IONIQ 9の受賞は、同社が「IONIQ 5」「IONIQ 5 N」「IONIQ 6」とともに築いてきた電動化の先進性と実力を証明する結果となりました。
受賞式は2025年10月23日、ミシガン州ディアボーンのラヴェットホールで開催される予定です。
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