アルピーヌ、リヨンモーターショーで70周年を祝う。新型EVから伝説のル・マンマシンまで一挙展示

  • 70周年を記念し、新型A390やA290など最新モデル5台を初公開
  • 1959年A106から1978年ル・マン優勝車A442Bまで歴史的名車を展示
  • A290とA110の試乗体験や記念限定モデル「A110 R 70」も登場

アルピーヌは2025年9月24日から28日まで開催されるリヨンモーターショー(ユーレクスポ)に出展し、ブランド創立70周年を祝います。会場では最新モデルから歴史的名車まで幅広く展示し、来場者にアルピーヌの“スポーティDNA”と電動化へのビジョンを体感させます。

メイン展示となるホール4.1のスタンドでは、新型電動スポーツファストバック「A390」が注目を集めます。3基のモーターで470馬力を発揮し、航続距離は最大555km、アクティブ・トルク・ベクタリングによる俊敏な走りを実現。さらに「カー・オブ・ザ・イヤー2025」を受賞した電動ホットハッチ「A290」も披露され、180馬力と220馬力仕様を用意。会場ではA290とA110の試乗体験も可能です。

ガソリンモデルでは、345馬力・0-100km/h加速3.8秒の限定車「A110 R Ultime」、300馬力を発揮する新生「A110 GTS」、そして70周年記念モデル「A110 R 70」が登場。いずれもフランスならではの技巧と競技由来の性能を兼ね備えています。

またホール2では、アルピーヌの歴史を彩った5台の名車を特別展示。1959年の初代「A106」、ブラジル生産の「インテルラゴス」、ル・マン挑戦用の「M65」、伝説の「A110ベルリネッタ」、そして1978年ル・マン24時間で総合優勝を果たした「A442B」が揃います。この勝利はアルピーヌ唯一のル・マン制覇であり、ターボ時代を切り開いた歴史的瞬間です。

アルピーヌは今回のリヨンモーターショーを通じ、革新と伝統、電動化と走りの情熱を融合させたブランドの現在と未来を示します。来場者は最新EVと往年の名車を一度に体験できる、まさに70周年にふさわしい特別な催しです。

【ひとこと解説】
アルピーヌA390はブランド初の量産電動スポーツ・ファストバックで、470馬力を発揮する3モーターAWDシステムとアクティブ・トルク・ベクタリングにより俊敏で安定した走行性能を実現します。0-100km/h加速は最速3.9秒、航続距離は最大555kmと日常使いも可能。全長4615mm・全幅1885mmのプロポーションに5人乗りと532リットルの荷室を備え、実用性とパフォーマンスを融合。アルピーヌの電動化戦略を象徴するフラッグシップです。

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