メルセデス・ベンツとロジャー・フェデラー、ラヴァーカップ2025に先駆けサンフランシスコの公共テニスコートを改修

  • 「ネオン・レガシー」プロジェクトの一環として、サンフランシスコ・ジョン・マクラレン公園の公共テニスコート6面を改修
  • ロジャー・フェデラーや市長ダニエル・ルーリーらが子どもたちと共に落成式を実施
  • メルセデス・ベンツはラヴァーカップ2025のオフィシャルパートナーとしてGクラス車両を提供

メルセデス・ベンツと20回のグランドスラム王者ロジャー・フェデラーは、ラヴァーカップおよびUSTA財団と連携し、社会貢献プロジェクト「ネオン・レガシー」の最新チャプターとして、サンフランシスコのジョン・マクラレン公園にある公共テニスコート6面を改修・再整備しました。これは2025年9月19日から21日にかけてチェイス・センターで開催されるラヴァーカップに先立って行われたもので、地域の子どもたちや若いアスリートにより身近にテニス環境を提供することを目的としています。

「ネオン・レガシー」は2021年にフェデラーとメルセデス・ベンツが立ち上げた取り組みで、ロンドン、バンクーバー、ベルリンに続く今回のサンフランシスコでの活動は、公共スポーツ施設の改修を通じて次世代の育成を支援するものです。現地で行われた落成式には、フェデラーに加え、ラヴァーカップ・チームヨーロッパのキャプテンであるヤニック・ノア氏、そしてサンフランシスコ市長ダニエル・ルーリー氏が参加。地域のジュニア選手たちと共にテープカットを行いました。

フェデラーは「テニスは私の人生を形作ったスポーツ。このプロジェクトが次世代の子どもたちに情熱を与え、ここでテニスに出会ってほしい」とコメント。メルセデス・ベンツのマティアス・ガイゼン取締役も「このコートが子どもたちにとって笑顔と学びの場所になってほしい」と語りました。また、ラヴァーカップ会長トニー・ゴドシック氏は「ラヴァーカップは単なる競技の場ではなく、開催地への貢献が重要。今回の取り組みはその理念を体現している」と述べました。

さらに、メルセデス・ベンツは2017年の初開催以来続くラヴァーカップのグローバルパートナーとして、2025年大会においてもチームヨーロッパとチームワールドに公式チームカーとしてGクラスを提供。関係者やゲスト向けには専用のシャトルサービスも展開します。

今回のプロジェクトは、サンフランシスコの豊かなテニス文化を背景に、地域社会と若い世代への遺産を築くものであり、スポーツと自動車ブランドの協力による社会的価値の創出を示す象徴的な取り組みとなりました。

【ひとこと解説】
ロジャー・フェデラーはスイス出身の元プロテニス選手で、史上最高のプレーヤーの一人と称されます。グランドスラム通算20勝を誇り、芝コートを得意とし「芝の王者」と呼ばれました。優雅で多彩なプレースタイルに加え、長年にわたりトップレベルを維持した持続力も特筆されます。2022年に現役を引退後は慈善活動やスポーツ普及に注力し、特に子どもや教育分野の支援に尽力。ラヴァーカップの設立者としてテニスの発展にも貢献しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次