- 1990年のゴルフ「Fire and Ice」をオマージュした限定1,990台のID.3 GTX FIRE+ICEを発売
- Purple Disco MachineとJake Shearsによる新曲「Fire + Ice」は数日で100万回以上ストリーミング再生
- BOGNER FIRE+ICEとのコラボによる専用デザインとダイナミックな走りを実現
フォルクスワーゲンは、伝説的なゴルフ2「Fire and Ice」(1990年)を現代に甦らせる特別仕様車「ID.3 GTX FIRE+ICE」を発表しました。この限定モデルは、スポーツファッションブランドBOGNER FIRE+ICEとの共同開発によるもので、わずか1,990台のみが販売されます。ダイナミックな走行性能、専用ペイント、デザインの数々が特長です。
そのルーツは、ウィリー・ボグナー監督によるスキーフィルム『Fire and Ice』(1986年)と、それに着想を得て登場したゴルフ2「Fire and Ice」にあります。当時のモデルはダークバイオレットのパール塗装、アルミホイール、専用スポイラーなどを備え、最大160馬力のパワフルなエンジンを搭載した希少車として人気を博しました。
今回の復活では、音楽と映像も連動しています。国際的DJであるPurple Disco Machineが、映画の主題歌をリミックスした「Fire + Ice」を制作し、Scissor Sistersのボーカル、ジェイク・シアーズを迎えて現代的にアレンジ。リリースからわずか数日で100万回以上ストリーミング再生され、話題を集めています。
さらに、ゴルフ2と新型ID.3 GTX FIRE+ICEが共演するミュージックビデオでは、往年のスタントシーンを現代的に再現。過去と未来をつなぐ映像演出によって、自由と躍動感の象徴としての「Fire and Ice」伝説を再び体感できる仕上がりとなっています。
フォルクスワーゲンはこの取り組みを通じて、自動車、ファッション、音楽を融合させた新たなライフスタイル提案を行い、ブランドの文化的価値を再び前面に押し出しています。
フォルクスワーゲン公式ホームページ
【ひとこと解説】
新型ID.3は、フォルクスワーゲンがMEBプラットフォームを用いて開発したコンパクトEVです。全長4261mm・全幅1809mm・全高1562mm、ホイールベースは2770mmとし、Cセグメントながら広い室内空間を実現。バッテリー容量は58kWhと77kWhの2種類があり、最大航続距離は欧州WLTP基準で約546kmを誇ります。最高出力は150kW(約204PS)、最大トルク310Nmで、0-100km/h加速は約7.3秒。急速充電は最大170kWに対応し、約30分で80%まで充電可能です。サステナブル素材を採用した内装や最新世代の運転支援機能も備え、実用性と先進性を両立しています。
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